SORMA対談

『SORMA』の魅力を紐解いていく

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SORMA

コロナ禍において、さらに威力を発揮する幹細胞。
人生と美しさのQOLを高めるために取り入れたい。

対談 第三部はこちらから

前田

『SORMA』のお話からは少しそれますが、実際にクリニックにいらっしゃる患者様はどういう悩みを抱えていらっしゃる方が多いですか?

信岡

悩みというよりは、今の状態をより良くしたいという方が多いです。

前田

このシミひとつをどうにかしたい、というより、肌の質自体を向上させたいという感じですね。

信岡

エビスノブクリニックではレーザーでシミを取るというような外科メニューは設置していないんです。治療のコアとなるのは幹細胞を点滴で入れたり、サプリメントで摂取するという方法で肌の新陳代謝を上げ、老化を制御していくというコンセプトで治療を行っています。

レーザー治療を行わなくても、『SORMA』を併用しながら定期的に点滴を打ち、サプリの摂取を続けることで、シミやくすみはどんどん改善していきますよ。

前田

確かに、一度シミを一気にレーザーで除去したとしても、ライフスタイルや食事に気を付けることなく同じように過ごしてしまえば、どうせまたシミは発生してきますものね。それは何歳くらいからスタートしたほうがいいですか?やはり早ければ早いほどいい?

信岡

もちろんです。クリニックにいらっしゃる方の年齢は20代~70代と幅広いですが、どの方も健康的なQOL、そして美しさのQOLを求めていらっしゃっています。

前田

ありがとうございます。大変勉強になりました。

もうひとつお伺いしたいのですが、今年の主たる話題で避けて通れない『新型コロナウィルス』についてです。このコロナ禍において、新たに患者様のなかで浮上してきた悩みやトラブルというのはありますか?

信岡

実際にクリニックで使用している臍帯由来の間葉系幹細胞とコロナの関係でニュースが流れたんです。

というのも、最近アメリカ・メキシコで臍帯由来間葉系幹細胞上清液を投与した重症患者20名が全員健康を取り戻したという報道でした。これがオンエアされたのがきっかけとなり、ご覧になった方がコロナ予防として幹細胞の点滴を内にいらっしゃることが多いですね。

前田

それはどういう仕組みで効くのですか?

信岡

例えばコロナによる肺炎の重症化について、私も論文を書いたのですが、それは『サイトカインストーム』と関連のあるサイトカイン・インターロイキン6【IL6】が悪さをしているんです。すごく簡単にお話すると、IL6が悪さをすることで、重症化肺炎になってしまうというわけです。

『サイトカインストーム』とはサイトカインが炎上していると思ってくださると分かりやすいと思います。幹細胞の上清液には多種多様のサイトカインが存在しており、そこにはIL6 も含まれているのですが、別のサイトカインがその炎上を抑えてくれるというわけなのです。

前田

その予防治療は点滴ですか?

信岡

はい、そうですね。

前田

すごいですね……。コロナのワクチンも実現化するにはまだ時間がかかりそうですし、幹細胞の培養上清液でコロナ対策もできるのであれば、積極的に取り入れていきたいものです。

もうひとつ、これから先生が将来的に目指していこう、実現しようと思っていらっしゃる治療について教えてください。

信岡

今、世界でも日本でも幹細胞を扱っている研究室やクリニックは多数ありますが、それらが扱っている幹細胞の種類は大きく2つに分けることができると思うんです。ひとつは脂肪から採った幹細胞を培養して、その細胞自体を点滴しているところ。これは培養するための機械がとても高価なため、患者様へ提供するときにもかなり高額になります。

もうひとつは私のクリニックがやっているような臍帯由来の幹細胞を培養して、その上清液を使う治療です。最初は私も脂肪から採取した細胞自体を点滴した方がベターじゃないかと思ったのですが、中の成分を調べてみたら培養したその上積み液を使った方がむしろサイトカインの量が多いくらい。

ならば、何百万、何千万円もかけて脂肪細胞から採った細胞を使う必要はありません。もうひとつ、脂肪細胞から採った幹細胞そのものを点滴する場合、“細胞自体”を入れるので、細胞分裂や癌化といった怖い部分もある。でもなぜ点滴できているかというと、細胞分裂が起こらないようにストップかけたものを点滴しているわけです。だから、実は効果が半減。むしろほとんど効果はないんじゃないと思うレベルなんですね。

私が次に目指すのはは培養上清液からさらに一歩先。培養上清液は幹細胞そのものではなく、幹細胞の代謝物なんです。

ですから、細胞そのものを使いつつ、細胞分裂を起こす能力は消して、でも細胞の中にあるいい成分をきちんと取り出して、もちろん身体に害はないように……という(笑)。『SORMA』の次世代はそれを配合したものにしたいですね。

前田

すごい!もうすでに可能な範疇なんですか?

信岡

一部成功している大学はありますが、まだまだ実験段階ですし、スキンケアを作っているところはまだありません。でもこれができれば肌自体がもっと良くなる可能性があると思っています。

前田

私は今の『SORMA』でも十分に効果が高くてとても好きなのですが、さらに次世代になるのが楽しみです!ひとつ先生に質問が。『女性の美しさ』はどういうものだと思っていらっしゃるかをお伺いしたいのですが。

信岡

難しいですね(笑)。まず“美しい肌”という部分でお話すると、肌質は遺伝である程度決まっているんです。例えばAとBという肌質があって、Aがすごく綺麗な肌で、Bがそこそこだったとしても、美しい肌の人も必ず老化するということを覚えておいてください。代謝が悪くなればシミもできるだろうし……。BがAになるのは難しいです。でも環境やライフスタイルが肌に及ぼす影響はとても大きいので、Aの方がお手入れをさぼればその美しさは消えてしまうことも。

自分なりの美しい肌、というのを追求するのは大事だと思います。あとは、生き方やお肌のメンテナンスに対して意識の高い女性を観ていると、美しいなぁと思いますよ。肌を整えるための食事や化粧品など、常に情報を得て、自分のできる範囲で努力されている方。前向きなのはいいですよね。そういう女性が美しいんだと思います。

前田

ありがとうございました。では最後にこのホームページに来てくださり、クリニックや『SORMA』に興味を持ってくださっている方にメッセージをお願いします。

信岡

『SORMA』は使うと良さが肌で実感できると思いますので、お試しでも構わないのでぜひ使ってみていただきたいですね。肌だけでなく、トータルで“健康”を維持してくための治療を数多く用意していますので、ご相談だけでもぜひ来ていただきたいと思います。

健康寿命って本当に今はどんどん伸ばしていけるんです。情報を知るだけでもまったく生活が変わってくると思いますので、気軽に相談に来て下さい。

前田

ありがとうございました。『SORMA』のこれからのラインナップにも期待をしています!

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