ドライアイ治療はオンライン診療も可能!おすすめの眼科や治療の方法・費用・期間

涙の分泌量の減少や涙の質を低下させる目の疾患、ドライアイは現代病とも呼ばれ、日本人の多くが悩まされている病気です。
パソコンやスマートフォンが普及した現代では目を酷使する機会が増えており、気づかぬうちにドライアイになっているケースも少なくありません。
ドライアイは適切に治療しなければ、目の違和感だけでなく視力の低下につながる恐れがあります。
これまでは、直接眼科に行って治療や薬の処方を受けるのが一般的でした。しかし、現在ではオンラインでドライアイの治療ができる眼科が増えてきています。
この記事では、オンラインでドライアイの治療ができる眼科を紹介します。ドライアイの概要や治療方法も合わせて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ドライアイってどんな病気?症状と原因を紹介
ドライアイは「乾燥性角結膜炎」とも呼ばれており、涙の分泌量の低下や涙の質を低下させる目の病気です。
涙が減少もしくは通常より早く蒸発することによって、まぶたの裏側と白目部分を覆う結膜と虹彩と瞳孔の前にある角膜の乾燥を引き起こします。
このことから、目が外部からの刺激を受けやすい状態になり、目の表面に傷を伴う場合が多いです。
ドライアイは大きく分けて「涙の量の異常」と「涙の質の異常」の2つに分けられます。
涙の量の異常とは、涙の分泌が少なくなる状態のことです。一方で涙の質の異常は、涙の成分に異常が発生し涙を保持する能力に変化が起こる状態をいいます。
涙はいわば目を守るバリアのようなものであり、健康的な目を保つためには欠かせない存在です。涙が出なくなれば、さまざまな目のトラブルに見舞われます。
ドライアイの症状や原因については、以下で詳しく解説します。
ドライアイの症状
ドライアイの代表的な症状は目の乾燥です。
ほかには目の疲れや異物感、充血などさまざまな症状があり気づかぬうちに発症しているケースが多いです。
一時的な不調と捉える方も多く、ドライアイが病気として広く認識されない要因でもあります。
ドライアイによって乾燥した目は外部からの刺激を受けやすい状態になっており、簡単に傷ついてしまいます。
まばたきによって発生した摩擦で傷つく可能性も十分にあり、コンタクトレンズのような異物は特に傷の原因になりやすいです。
ドライアイの症状は多くの場合、ちょっとした違和感に感じるようなものばかりです。
しかし、違和感は目に何らかの異常が起こっているサインでもあります。放置した場合は視力の低下につながる恐れもあるため、油断は禁物です。
ドライアイの原因
ドライアイは加齢や病気、環境などさまざまな要因によって引き起こされる病気です。
代表的な発症原因として、継続的な目の酷使が挙げられます。
パソコンやスマートフォンが普及している現代では、私生活だけでなく仕事でも頻繁に使うという方も少なくありません。
明るい画面を長時間見続けていると、自然とまばたきをする回数が減り目の乾燥を招きます。
また、エアコンによる冷暖房もドライアイの原因になり得ます。
エアコンを稼働させている部屋は乾燥しやすく、そんな空間に長時間いると目が乾くのは当然です。
涙の分泌は自律神経によってコントロールされています。リラックス状態の時に働く「副交感神経」は涙を分泌させ、緊張状態の時に働く「交感神経」は涙の分泌を抑制します。
現代に生きる人々は、さまざまなストレスにより交感神経が働きやすくなっていると考えられており、涙の分泌が少なくなっている要因の1つです。
ドライアイかどうかのセルフチェック方法
ドライアイの症状はほとんどの場合、ちょっとした違和感であることが多いです。そのため、自分でドライアイかどうか判断するのは難しいと感じるかもしれませんが、実はセルフチェックする方法があります。
セルフチェック方法として、「10秒間まばたきをせずに目を開けておく」というものが代表的です。
目が健康な状態であれば、このテストは容易にクリアできます。しかし、クリアできなかった場合はドライアイである可能性が高いです。
以下のチェックリストでもドライアイかどうか確認できます。当てはまるものがあるか確認してみましょう。
- 目が痛む
- 目が疲れる
- 目やにが出る
- 目がかゆい
- 目が重たく感じる
- 目の乾きが気になる
- 光がまぶしく感じる
- 視界がかすむ
- 理由もなく涙が出る
- 目が充血しやすい
- 異物感がある
- 目がゴロゴロする
5つ以上当てはまるものがあった場合は、ドライアイになっている可能性があります。早めに眼科を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
眼科でのドライアイの治療方法と費用
ドライアイは、適切な診断と治療が必要な病気です。
ドライアイの症状はちょっとした違和感や軽い症状である場合が多く、自分で判断することは非常に難しいです。
そのため、目の専門家である眼科に診断してもらうことが確実といえます。
ここでは、眼科で受けられるドライアイの治療方法と費用を紹介します。ドライアイの治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目薬
ドライアイは多くの場合、適切な目薬の処方を受けることで症状の緩和が期待できます。
ドライアイに使用される目薬の特徴として、炎症を抑えるものや傷を癒すもの、目の水分を補給するものなどさまざまです。
代表的な目薬として、ジクアス点眼液3%とムコスタ点眼液UD2%が挙げられます。
ジクアス点眼液3%は参天製薬から発売されている目薬であり、目の結膜細胞から水分を目の表面に移動させる効果があります。
涙の供給を増やす粘液である「ムチン」の分泌を促し、涙の安定性を向上させます。
一方でムコスタ点眼液UD2%は、大塚製薬から発売されている目薬です。結膜細胞にあるムチンを生み出す「コブレット細胞」を増やす効果があり、涙の質の向上を図ります。
目の傷を修復することで、ドライアイの目の痛みや不快感を早期に改善することが可能です。
目薬の費用は症状の度合いによって異なりますが、200円〜700円が相場となっています。
涙点プラグ
目薬を使ってもドライアイの症状が緩和されなかった場合は、涙点プラグによる治療が推奨されます。
涙点プラグとは、その名の通り涙の出口である「涙点」に栓をする治療方法です。
涙腺から分泌される涙の量が少ないのに対し、涙点から排出される涙の量が多い場合に用いられる治療方法であり、栓をすることで涙の量をコントロールするのが目的です。
涙の排出を防ぎ、目に留まらせることでドライアイの症状の改善が期待できます。
涙点プラグは医療用シリコンでできており、身体への負担が少ない特徴があります。治療が終われば取り外すことも可能です。
また、液体コラーゲンでできた涙点プラグも近年増えています。コラーゲンは冷たい状態では液状で、温めるとゼリー状に固まる特徴があります。
液体コラーゲンを涙点から続く涙小管へ注入することで、涙の量をコントロールすることが可能です。
2〜3ヶ月で自然排出されるため、安全性が高い治療方法と言えます。
しかし、そんな涙点プラグにもデメリットがあり、目を強くこすった場合は外れる可能性があります。
また、涙点プラグを入れると涙の量が減少するため、コンタクトを使用している場合は目に汚れがたまりやすくなります。
そのため、処方される目薬でこまめに目を洗浄する必要があることは覚えておきましょう。
使用する涙点プラグの素材によって費用が異なりますが、1000円〜4000円が相場になります。
IPL治療
IPL(Intense Pulse Light)治療は、目薬および涙点プラグによる治療を行っても症状の改善が見られなかった方にとって新たな選択肢となる治療方法です。
IPL治療はドライアイの主な原因である、「マイボーム腺機能不全」を治療することに特化しています。
マイボーム腺とはまぶたの裏に位置する器官であり、涙の蒸発を防ぐ油分を分泌する働きを持っている重要な部位です。
マイボーム腺が何らかの原因で炎症を起こしたり詰まったりすることで機能が低下している状態をマイボーム腺機能不全と呼びます。
IPL治療はマイボーム腺に特殊なレーザーを照射し刺激することで、マイボーム腺の詰まりを解消し油分の分泌を正常化します。
油分の分泌が正常に行われることで、涙の蒸発を防ぎドライアイの症状改善ができるという仕組みです。
IPL治療に必要な時間は約10分と短く、身体への負担の少なさと効果の高さが魅力です。
しかし、ほかの治療方法とは異なり保険適用がないデメリットがあり、費用も高い傾向にあります。
眼科によって費用は異なりますが、5000円〜8000円が相場です。
オンライン診療でドライアイ治療ができるおすすめの眼科
ここからは、オンライン診療でドライアイ治療ができるおすすめの眼科を紹介していきます。
料金やおすすめポイントもあわせて紹介していきますので、ぜひ眼科選びの参考にしてみてください。
- 初診からオンラインで薬の処方が可能
- 最短翌日に薬が自宅に届く
- 症状に合った薬の提案
『クリニックフォア』では、初診からオンライン診療を受けられます。来院不要で、自宅や都合の良い場所から自由に受診可能です。
また、土日や祝日も診療可能であり、平日お仕事や学業で忙しい方でも利用できます。対面診療も行っているクリニックであるため、実績豊富な眼科医から的確なアドバイスが受けられるため安心です。
目薬は1本税込504円からとお求めやすく、最短で翌日に届きます。眼科への通院が難しい方でも、すぐに目薬による治療が可能です。
定期配送サービスもあるため、受診忘れや処方された薬が切れることもありません。万が一薬が合わない場合や薬を休止したい場合は、翌月から配送を停止させることができるため安心です。
クレジットカード決済に加え、後払いや代引きにも対応しているため状況やニーズに合わせて自由に選択できます。
治療方法 | ・点眼治療 ・涙点プラグ |
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診療料金 | 1,650円 |
予約受付時間 | 24時間いつでも |
支払方法 | ・クレジットカード ・Amazon Pay ・GMO後払い ・代引き |
休診日 | なし |
- 24時間いつでも予約可能
- アプリで簡単決済
- 薬・処方箋が自宅に届く
『アイクリニック神楽坂』では、初診からオンライン診療を受けられます。オンライン診療のため待ち時間もなく、待合室での密を回避できるメリットがあります。
専用アプリに必要な情報を登録しておけば、24時間いつでも予約可能です。仕事や学業、育児などで忙しい方でも都合の良い時間に診察が受けられます。
また、薬についても自宅で受け取り可能であり服薬指導もオンライン上で行われるため、わざわざ足を運ばずとも自分に合った薬が手に入ります。
専用アプリはお薬手帳の役割も果たすため、複数の薬を使っていても簡単に管理可能です。
気軽に安心して相談できるクリニックをモットーとして掲げており、経験豊富な眼科医が目に関する悩みに対して丁寧にわかりやすく答えてくれます。
治療方法 | 点眼治療 |
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診療料金 | 2200円 |
予約受付時間 | 24時間いつでも |
支払方法 | クレジットカード |
休診日 | 土曜日午後/日曜日/祝日 |
- スマートフォンで簡単受診
- 待ち時間がない
- オンラインで薬を処方可能
『吉野眼科クリニック』では、通院時のリスクや待合室の混雑を懸念している方のために、オンライン診療サービスを提供しています。
初診診療もオンライン上で受けることが可能であり、病状が落ち着いているドライアイの方におすすめです。また、自由診療にはなりますがセカンドオピニオンにも対応しており幅広いニーズに応えます。
また、24時間いつでも診療申し込み可能であり、日中忙しい方でも都合の良い時間に予約ができます。
薬は自宅に配送されるため、薬局まで足を運ぶ煩わしさがありません。服薬指導もオンライン上で行われるため、自宅にいながら普段通りのサービスが受けられます。
診察から薬の確認まで一括して専用アプリで管理されるため、スマートフォンの操作が苦手だという方も安心して利用可能です。
治療方法 | ・点眼治療 ・涙点プラグ |
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診療料金 | 2200円 |
予約受付時間 | 24時間いつでも |
支払方法 | クレジットカード |
休診日 | 水曜日 |
処方箋が最短で翌日に届く
- 最短翌日に処方箋が届く
- 薬の発送に対応
- 後払い決済に対応
『法典クリニック』では新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い感染予防対策のために、オンライン診療を取り入れています。
通院が難しい方や感染リスクを抑えるために通院を控えたい方におすすめのクリニックです。
ドライアイはもちろん、目に関するあらゆる悩みに対して経験豊富な眼科医が丁寧に答えます。症状が落ち着いている方であれば初診からオンライン上で診察してもらえるため、初めての方でも安心です。
支払はクレジットカードか後払い決済のなかから自由に選択可能であり、患者の状況やニーズに柔軟に対応します。
院内処方の薬であれば、自宅までお届け可能です。院外処方となった場合は処方箋の原本が最短で翌日に手元に届くため、急ぎの方でも安心です。
治療方法 | 点眼治療 |
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診療料金 | 診療内容によって変動 |
予約受付時間 | 24時間いつでも |
支払方法 | ・クレジットカード ・後払い決済 |
休診日 | 水曜日/日曜日/祝日 |
保険適用の診察をオンラインで受けられる
- 保険適用で初診が受けられる
- 自宅で薬が受け取れる
- キャッシュレス決済に対応
『おおたけ眼科』では、通院が困難な方や通院を控えたい方のために、自宅からスマートフォンで診察が受けられるオンライン診療サービスを提供しています。
ドライアイはもちろん、その他の目に関する病気や悩みに幅広く対応しているクリニックです。
24時間いつでも予約可能であり、日々忙しく時間がない方でも隙間時間に予約申し込みができます。予約から診察まですべて専用アプリで一括管理されているため、スマートフォンの操作が得意でない方も安心して利用可能です。
各種薬は自宅で受け取ることができ、服薬指導もオンライン上で行われます。処方された薬はアプリで管理されているため、いつでも服薬状況の確認が可能です。
処方箋のみのお届けにも対応しており、通い慣れた薬局がある方は自ら薬を受け取りに行くこともできます。
治療方法 | ・点眼治療 ・涙点プラグ |
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診療料金 | 1,500円 |
予約受付時間 | 24時間いつでも |
支払方法 | クレジットカード |
休診日 | 水曜日 |
ドライアイの治療期間や通院の頻度
ドライアイは残念ながら完治が難しい病気です。適切な治療を受け、症状を軽くしながら上手く付き合っていくことが大切です。
ドライアイの治療期間や通院の頻度は症状の重さや改善具合によって異なります。
症状が軽い方や改善の兆候がある方は、1〜6ヶ月に1回の通院が一般的です。
しかし、症状が重たい方はもっと短いスパンで通院をする必要があり、治療も長引く可能性があります。
適切な治療を受けていれば、ドライアイの症状は軽くなっていきます。しかし、再発のリスクと常に隣り合わせであることを忘れてはいけません。
症状が改善したように見えても自分で判断せずに、眼科医の指示に従って定期的に通院するようにしましょう。
定期検査は経過観察だけでなく、重症化を未然に防ぐための重要なプロセスです。
手間と時間はかかりますが、目を守るためにも通院は怠らないようにしましょう。
ドライアイを予防するための過ごし方
ドライアイは一度発症してしまうと、なかなか完治しにくい病気です。そのため、発症しないように日頃から予防をしておくことが重要になります。
ドライアイは主に環境や目の酷使による影響で発症します。言い方を変えれば、自分の意識次第で予防することも可能です。
ここでは、ドライアイの効果的な予防方法を5つ紹介していきます。実施しにくいと感じるものもあるかもしれませんが、自分にできることを意識的にやっていくことが大切です。
目の疲れや乾きを感じている方は、ぜひ参考にしてください。
とにかく目を休ませる
ドライアイの予防に一番効果的なのは、とにかく目を休ませることです。
目を酷使するとドライアイになるリスクが高まります。そのため、長時間パソコンやスマートフォンの画面を見る時は定期的に目を休ませることが大切です。
1時間目を使ったら15分休ませるように意識しましょう。蒸しタオルや温まるアイマスクなどをまぶたの上に乗せ、休憩するのも効果的です。
温度は約40度ほどが最適であり、10分を目安にすると良いでしょう。
まばたきを意識する
ドライアイはまばたきの回数の減少によって引き起こされるケースが多いです。そのため、日頃からまばたきを意識して行うことが予防への近道です。
パソコンやスマートフォンの画面に集中していると自然とまばたきの回数が減っていきます。
また、まばたきをしているようで完全に目が閉じていない「まばたき不全」に陥っているケースも多く、目の乾きの原因の1つです。
特に上目遣いでパソコンの画面を見ている方は注意しなければいけません。上を見る場合まっすぐ見るより目を開くため、乾燥しやすくなります。
パソコンの画面は可能な限り目線の下になるように設置しましょう。
ドライアイと異なり、まばたき不全は簡単に治せます。意識的にまぶたを完全に閉じるようにしていれば、2週間ほどで正常なまばたきに戻ります。
また、目を強く閉じて瞬時に開く動きをしていると、マイボーム腺から油分が排出され涙の蒸発の抑制に効果的です。
加湿器を使用する
ドライアイを予防するのであれば、乾燥は避けなければなりません。
夏場や冬場はエアコンが欠かせません。しかし、エアコンの風は空間を乾燥させる強い要因であり、顔に当たるような場所にいると、いっきに目の乾燥が進みます。
こういった状況に対処するためには、加湿器が有効です。加湿器は空間全体の湿度を上げ、エアコンによる乾燥を防いでくれます。
加湿器に加え、エアコンの風量や風向きの調整をしておくことで目の乾燥を最小限に抑えることが可能です。
まつ毛の内側にアイメイクをしない
まつ毛の内側には、マイボーム腺があります。マイボーム腺は涙の蒸発を防ぐ油分を排出する重要な器官であり、アイメイクで塞いでしまうと目の乾燥につながりかねません。
まぶたの内側や粘膜には触れないのが一番です。しかし、どうしてもアイメイクしたい場合は朝晩の洗顔時にマイボーム腺をマッサージすると良いでしょう。
マッサージを繰り返し習慣化することで、涙の蒸発を防ぐ油分の分泌効率が良くなっていきます。
パソコン用のメガネ・コンタクトレンズを使う
パソコンやスマートフォンの画面、字が細かい書類など近くのものを見て作業をする場合、メガネやコンタクトレンズの度数が合っていなければ目の疲れや乾燥が加速します。
パソコンに適したメガネやコンタクトレンズを使うことで、ドライアイの予防につながります。また、遠近両用タイプも効果的であり、パソコン作業が多い方におすすめです。
現在では、乾燥に強いコンタクトレンズも販売されているため、一度眼科で相談してみてはいかがでしょうか。
悪化するとどうなる?ドライアイ治療に関するQ&A
最後に、ドライアイの治療に関する疑問をQ&A方式で紹介していきます。
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ドライアイが悪化するとどうなる?
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ドライアイを放置して悪化させてしまうと、角膜や結膜の損傷につながります。
また、頭痛や眩暈、肩こりなどの身体的不調を誘発する恐れがあります。
ドライアイ治療は、早期発見・早期治療が何よりも大切です。ちょっとした違和感でも、目の異常を感じた場合は早めに眼科を受診するようにしましょう。
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ドライアイは完治する?
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残念ながら、ドライアイは一度発症してしまうと完治しにくい病気です。
しかし、完治が難しいからといって治療を諦めたり怠ったりしてはいけません。ドライアイは適切に治療しなければ重症化する可能性があり、最悪の場合は視力の低下につながりかねません。
ドライアイは症状を抑えながら上手く付き合っていくことが大切です。
少しでも違和感を感じたら、眼科を受診することをおすすめします。
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ドライアイの治療は保険適用になる?
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ドライアイ治療はすべてではありませんが、保険適用になる場合が多いです。
目薬や涙点プラグは取り扱っているクリニックも多く、一般的に普及しているため保険適用の対象になります。
しかし、IPL治療を受けたいと考えている方は注意が必要です。IPL治療は新しい治療方法であり、取り扱っているクリニックもまだ多くはありません。
そのため、保険適用の対象となるケースは少なく自費診療となります。
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ドライアイ治療に副作用はある?
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ドライアイ治療は目薬、涙点プラグ、IPL治療が現在は主流です。いずれも確率は低いですが副作用が出る場合があるため注意が必要です。
目薬については防腐剤が含まれているため、点眼しすぎたら充血や痛みにつながる恐れがあります。
また、涙点プラグについては稀ですが異物として身体がアレルギー反応を起こすリスクがあり、感染や肉芽を形成するケースが確認されています。
IPL治療は基本的に副作用はありません。しかし、施術後にヒリヒリするような痛みや赤みが出る場合があります。
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目薬を使用する回数は?
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目薬の使用回数は処方された薬によって異なります。
一般的に処方される目薬は1日6回の点眼が目安であり、症状を悪化させないためにも医師の指示に従って適切に使用することをおすすめします。
一部防腐剤を含んでいない目薬に関しては、使用期限が短い場合があるため開封後は注意しながら使用しましょう。
ドライアイの治療ができるおすすめのクリニックとドライアイの概要について解説していきました。
ドライアイの症状は、目に違和感を感じる程度の軽い症状からはじまる場合が多いです。
そのため、眼科を受診するほどのものではないと判断されがちで知らず知らずのうちに悪化してしまうケースが多く見受けられます。
軽い症状であれば市販の目薬やオンライン診療で処方される目薬でも緩和することは可能です。
しかし、症状が重たいもしくは改善が見られない場合は早めに眼科を受診するようにしましょう。
ドライアイの治療は目薬だけでなく、涙点プラグやIPL治療があり症状によって適切な治療法が異なります。
症状が軽い場合は、まずはオンライン診療を利用してみましょう。クリニックまで足を運ぶ必要がなく、自宅で診察および薬の受け取りができます。
土日や祝日に診療可能なクリニックもあるため、平日仕事や学業で忙しい方でも安心して利用可能です。目に違和感を感じている方は、ぜひオンライン診療の利用を検討してみてください。