医療脱毛の回数・何回で効果を実感する?5回で終わるのか目安回数を部位別に解説

医療脱毛を始めたいけど、終わるまでに何回かかるのか気になるところ…。この記事では医療脱毛の回数や、回数ごとの効果について解説していきます。
部位ごとにかかる回数に違いがあることや、より効率よく脱毛する方法なども紹介しています。
医療脱毛は何回で効果がでる?1回でも効果はあるのか

「脱毛は〇回で終わる」とはっきりした答えを言いたいところですが、脱毛は毛質や肌質、脱毛する部位などによって回数が変わってくるため、誰でも〇回で終わると言うことができません。
そこで今回は実際にクリニックで全身脱毛を行った経験者に「何回で脱毛効果を実感したか」と「何回で全身脱毛を終了したか」についてアンケートを行い、その結果から一番回答が多かった回数を一覧にしました。
効果を実感した回数 | 3回程度 |
---|---|
満足して終了した回数 | 5回程度 |
回数ごとの脱毛効果
医療脱毛では医療レーザーを照射して脱毛を行っていますが、回数ごとにどのくらいの効果を感じられるのかをまとめました。

1回目の脱毛後、少し経つと毛がぽろぽろと抜けるポップアップ現象が起こり、レーザーを照射した毛が毛穴から抜け落ちます。
いったんきれいになったように感じるかもしれませんが、時間がたつと毛の生え変わりでまた毛が生えてきます。

アンケート回答にもあったように、3回の照射でやや毛が減ってきたことを実感できるようになってきます。

5回目になるとかなり効果も感じられるようになります。
脱毛5回で効果に満足できて終了している人もいますが、まだ回数が足りず10回前後で満足できた人の方が多い傾向があります。
どこまで脱毛したいか、どの部位を脱毛しているかなどによって、5回で感じられる効果にも違いが出ます。
脱毛は1回の施術で終わるのではなく、施術回数を重ねることが必要になります。これはどの部位の場合でも同様です。
そのため、多くのクリニックでは5回以上の施術を受けるような回数プランが組まれています。
- 調査期間:2020年8月12日~8月16日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査人数:132人
- 調査対象:医療脱毛をしたことがある女性
全身脱毛 料金(税込) | 脱毛範囲 |
---|---|
月額1,200円 総額77,000円 |
VIO含む全身脱毛5回 |
新たに医療脱毛に通うなら、「じぶんクリニック」も要チェック!
2021年11月開院のじぶんクリニックは全身脱毛専門のクリニックです。
じぶんクリニックでは熱による刺激が少ない蓄熱式の脱毛機を使用し、さらに麻酔による痛み対策もできます。
店舗は25院あり今後も全国で開院予定となっている期待のクリニックです。
脱毛部位ごとの目安回数は?ワキやVIOの脱毛回数をチェック

脱毛部位によって毛の生え変わるサイクル(毛周期)や毛質が異なるため、脱毛に満足できるまでの回数も異なります。
ここでは人気の脱毛部位がどの程度の回数で満足できたのかをアンケートで調査、回答の中で一番多かった回数を一覧にしました。
脱毛部位 | 脱毛効果に満足した回数 (効果に満足した人が一番多かった回数) |
---|---|
VIO脱毛 | 10回 |
顔脱毛 | 5回、6回、10回 |
ワキ脱毛 | 5回 |
腕脱毛 | 6回 |
足脱毛 | 6回 |
全身脱毛 | 5回 |
VIO脱毛は10回程度かかる場合も
濃く太い毛が密集して生えているVIOは、肌の上に出ている毛の量が全体の10%ほどなので、すべての毛に照射するまでに回数が多く必要になります。
Vラインは形を整えたり毛量を減らしたりする程度なら少し回数が少なくてすみますが、全体的に毛をなくすなら10回程度の照射が必要になる場合もあります。

顔脱毛は5・6・10回!産毛の多さも影響あり?
顔は太い毛はありませんが、産毛の多い部位です。
産毛は色素が薄い毛なので、メラニン色素に反応させるタイプの脱毛機だと効果を実感しにくくなります。
産毛もとことん脱毛したいという場合は10回以上、ほどほどにきれいにしたいという場合は5~6回程度で満足できているようです。

ワキは5回程度!濃く太い毛は効果を感じやすい
ワキは濃い毛が密集して生えている部位です。
レーザー脱毛は濃い毛が得意なタイプが多いため効果を感じやすく5回程度で満足できています。

腕・足は6回程度!濃い毛だけじゃなく産毛も生えている部位
腕や足は濃い毛が多い部位です。産毛のような薄く柔らかい毛が生えている部分もあるため、やや回数がかかる傾向があります。
すねなどは照射後、毛が抜けるのを実感できるため効果を感じやすい部位でもあります。


全身脱毛は回数にばらつきあり
全身脱毛の場合、一番回答が多かったのは5回ですが、そのほかの回答を見ると16回や8回、10回とばらつきがあります。1票のみの回答の中には20回以上という回答もありました。顔やVIOなどどこまで脱毛したいのかの違いでも差が出ているようです。

ここまで実際に脱毛をした女性へのアンケートをもとに目安回数を出してきましたが、脱毛回数は本当に個人差が大きいものです。
毛質だけでなく、肌の色素沈着の度合いや、肌の赤み、肌の乾燥状態などによっても違いがあります。
どのくらいの回数が必要になるかはクリニックでのカウンセリングで相談してみましょう。
- 調査期間:2020年8月12日~8月16日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査人数:132人
- 調査対象:医療脱毛をしたことがある女性
脱毛回数は毛周期と関係あり!毛が生え変わるサイクルとは
毛は一定の期間で、成長期・退行期・休止期という3つのサイクルを繰り返し生え変わっています。この生え変わりのサイクルを「毛周期」と呼びます。
レーザー照射では、毛周期のうち成長期の毛にしか反応することができません。

医療脱毛クリニックの施術を1回受けると、成長期の毛(全体の20%程度)にレーザーを照射できます。
よって、施術時に照射する毛がすべて成長期の毛だとしても以下のようになります。
1回の施術で全体の毛の20%に照射×5回
=100% ⇒ ほぼすべての毛に照射が可能
毛全体に照射するためには、少なくとも5回の施術を受けて各部位に複数回照射を行う必要があることがわかります。
さらに、毛周期の長さやサイクルは、部位によって違います。
例えば、顔の毛の毛周期は1ヶ月~2ヶ月なのに対して、腕の毛の毛周期は3ヶ月~4ヶ月の間隔といわれています。
これらの毛周期の違いから、施術する部位によって1回の施術で成長期の毛に照射できるかどうかが異なるため、施術後の仕上がりにも差が出てくるのです。
よって、最低2ヶ月~3ヶ月の間隔を空けて施術を受けることで、効率的に成長期の毛へレーザーを照射することができます。
仮に施術の間隔を空けすぎると、成長期の毛に合わせた施術が難しくなり、最終的な施術回数が増えてしまう可能性があります。
ただし、ある程度施術回数を重ねた場合は、周期が多少ずれても問題はないといわれていますし、使用する医療レーザーの種類によっては1ヶ月ごとに施術を受けられるクリニックもあります。
施術に通う間隔については、初回カウンセリング時に確認しましょう。
医師の診察で肌質を見てから施術間隔を提案してくれるクリニックもあるようです。
脱毛回数は毛質と関係ある?産毛・濃い毛に合ったレーザーも紹介
医療脱毛では医療レーザーを毛の黒色の色素(メラニン色素)に反応させて施術を行っていきます。

VIOやワキ、ひざ下の毛はメラニン色素が多く含まれるため、照射したレーザーの反応が強く出やすいと言われています。
一方で、産毛が多い顔や背中の毛はメラニン色素が少ないことから、他の部位に比べるとレーザーが反応しにくいです。
先ほど説明したメラニン色素に反応させるものを熱破壊式といいますが、このほかに蓄熱式というものがあり、こちらはメラニン色素ではなく、バルジ領域という部分に反応させて施術を行っていきます。
毛の黒色に照射するのとは異なるため、産毛など色素の薄い毛にも照射が可能、顔や背中などの照射回数を減らして効率よく進めることができます。
医療レーザーの特徴と効果的な毛質
医療レーザーには3種類あり、それぞれ得意とする毛質が異なります。脱毛部位の毛質に合ったレーザーを選ぶことで照射回数を減らして効率よく脱毛を進めることができます。
3つのレーザーがこちらです。
- アレキサンドライトレーザー(熱破壊式)
- ダイオードレーザー(蓄熱式・熱破壊式)
- ヤグレーザー(熱破壊式)
レーザーごとの特徴を表にしてまとめました。
アレキサンドライトレーザー | ダイオードレーザー | ヤグレーザー | |
---|---|---|---|
得意な部位 | ワキ・VIOなど | 顔・背中・白髪のある部位など | ワキ・VIOなど |
毛質 | 濃い毛:◎ 産毛 :△ 白髪 :✕ |
濃い毛:◎ 産毛 :◎(蓄熱式) 白髪 :〇(蓄熱式) |
濃い毛:◎ 産毛 :△ 白髪 :✕ |
日焼け肌への使用 | ✕ | 〇(蓄熱式) | 〇 |
脱毛方式 | 熱破壊式 | 蓄熱式 熱破壊式 |
熱破壊式 |
波長 | 755nm | 800nm~940nm | 1064nm |
主な脱毛機器 | ジェントルレーズ ジェントルレーズPro |
<蓄熱式> メディオスターNeXTPRO ヴィーナス <熱破壊式> ライトシェアデュエット ベクタス |
ジェントルヤグPro ジェントルヤグ |
全身まとめて脱毛する場合には、すべてのレーザーを同時に照射することができるソプラノアイスプラチナムやソプラノチタニウムなどが効果的です。
施術回数を減らすには、脱毛部位にあった医療レーザー脱毛機を選ぶことが大切です!
医療レーザー脱毛機の種類の解説も参考にしてください。
・ジェントルレーズプロ(アレキサンドライトレーザー)
・ソプラノアイスプラチナム(蓄熱式ダイオード、アレキ、ヤグ同時照射可)
・ソプラノチタニウム(蓄熱式ダイオード、アレキ、ヤグ同時照射可)
レジーナクリニックには3波長のレーザーを同時照射できるソプラノアイスプラチナムやソプラノチタニウムがあり、効率的に脱毛を行えます。機種を選ぶことはできませんが、クリニックのスタッフが毛質や肌質に合わせた脱毛機を選んで施術してくれます。
医療脱毛はサロン脱毛より少ない回数で効果を実感!

医療脱毛は強いパワーでレーザーを照射することが可能、弱いパワーで照射することが義務付けられているサロン脱毛よりも少ない回数で脱毛効果を実感できます。
医療脱毛とサロン脱毛で効果を実感する回数が違う理由
医療行為が可能なクリニックで行う脱毛は、医療レーザーを使用して発毛組織を破壊する脱毛方法です。
これに対して医療行為ができないサロン脱毛では、弱いパワーで照射を行う光脱毛機を使用、発毛組織にダメージを与えて発毛を抑制する脱毛方法です。

発毛組織を破壊する医療脱毛と比べて、ダメージを与える程度のサロン脱毛は、効果を実感できるまでにかかる回数も多く必要になります。
脱毛の回数について知っておきたい豆知識

返金制度があります。
例えば10回プランで契約したけど8回で効果に満足できた、という場合は残りの2回分を返金してもらえます。
クリニックによって手数料がかかる場合があるので、初めから多めの回数を契約するならカウンセリングの際に確認しておきましょう。
回数コースを終了したのに、まだ脱毛具合いに満足できないという場合は、追加照射プランを利用することができます。
通常の1回プランよりも安く追加することができるクリニックが多いので、初めは少なめの回数から始めようと考えているなら確認しておきましょう。
クリニックによっては追加照射プランがない場合もあります。
回数ごとに実感できる脱毛効果は個人差があるので、やや時間がかかるという場合もありますが、もしかすると効果を感じにくい行動をとってしまっているかも…
以下のような点は問題ないかチェックしてみてください。
- 照射パワーを弱めすぎていないか
- 日焼け・肌の乾燥はしていないか
- 毛抜きやワックス脱毛でお手入れしていないか
- レーザーの種類が毛質とあっているか
- まだ脱毛1回目では?
痛みが怖くて照射パワーを下げていると効果を感じにくくなってしまいます。麻酔を使用して脱毛を行えば痛みが抑えられるので照射パワーを強めた脱毛が可能です。
日焼けしていたり肌が乾燥している場合も、肌への刺激を抑えるために照射パワーを弱めていることがあります。脱毛中は日焼け対策を行い、脱毛後は保湿をしましょう。
脱毛期間中の毛のお手入れに毛抜きやワックス脱毛はNGです。医療レーザーを照射するためには毛穴に毛根が残っている必要があります。
毛を毛穴から抜き取ってしまうようなお手入れをした場合、照射しても毛根を破壊することができなくなってしまうのでやめましょう。
クリニックで使用する3種類のレーザーは、毛質や肌質との相性があります。効果を感じにくい部位の毛質と使用している脱毛機器があっていない場合もあるので、通っているクリニックで相談してみましょう。
1回目の脱毛後、毛はいったん抜け落ちますが、また新たな毛が生えてきます。これを繰り返し、すべての毛に照射を行っていくので、1回目で全ての毛がなくなるという事はありません。
効果が実感できるのは3回目以降と言われているので、もう少し回数が必要です。
・脱毛プランが1回、5回、8回から選べる
・コース途中で解約しても返金対応してもらえる
・回数コース終了後の追加照射は通常の半額
・蓄熱式脱毛をメインに行う脱毛機2機種を使用
・ワキやVIOを含む安心コースは熱破壊式を選択可
・安心コースは麻酔クリームが無料
この記事では実際に脱毛をした人にアンケートをとり、目安として5回~9回程度で脱毛効果に満足できたということがわかりました。
これはあくまでも経験者の場合の回数です。
脱毛する部位、毛質、肌質、どの程度の脱毛を行いたいと思っているか、など様々な要素でかかる回数が変わります。
クリニックでは無料カウンセリングの際に肌や毛の状態をチェックしてそれぞれに合った回数や使用する脱毛機器を提案してもらえるので、悩んでいるならまずは無料カウンセリングで相談してみましょう。
※医療脱毛の施術は自由診療であり保険適用外となります。