ライトシェアデュエットの産毛への脱毛効果は?特徴や痛み・メリット&デメリットなど

ライトシェアデュエットは多くの医療脱毛クリニックで取り扱いのある医療レーザー脱毛機です。
この記事では、ライトシェアデュエットの脱毛の仕組みやメリット・デメリットを解説。顔の産毛やVIOの濃い毛に脱毛効果があるのか、痛みはあるのかといった疑問に答えます。
ライトシェアデュエットを導入している医療脱毛クリニックも紹介しているので、医療脱毛を考えている方はぜひチェックしてみてください!
ライトシェアデュエットはどんな医療レーザー脱毛機?特徴を紹介
ライトシェアデュエットとは、アメリカのルミナス社が開発・製造した医療レーザー脱毛機です。
日本はもとより、世界中の医療脱毛クリニック・美容皮膚科に導入されている実績のある脱毛機です。
ライトシェアデュエットの特徴は以下の3点です。
- 熱による痛みが穏やかなダイオードレーザー
- 大小のハンドピースで効率よく脱毛
- 肌を吸引・伸ばして照射し毛包を狙い撃ち
ライトシェアデュエットは、熱さによる痛みが比較的少ないダイオードレーザーを使用します。
照射面積の広いハンドピースは背中や手足などの広い部位をスピーディーに、小さなハンドピースは顔などの狭い部位を細やかに照射します。
肌を引き寄せて照射する吸引機能により、ターゲットとなる毛包にレーザーを当てやすくなりました。
ライトシェアデュエットの脱毛機情報
ライトシェアデュエットの脱毛機情報を以下にまとめました。
照射レーザーと波長 | 熱破壊式ダイオードレーザー 波長800~810nm |
---|---|
VIOなど剛毛への効果 | 〇 太く濃い毛に対応 |
顔など産毛への効果 | 〇 産毛にも対応 |
痛み | 吸引・冷却機能で痛みを軽減 |
対応する肌質 | 色黒肌・日焼け肌は色合いによる |
ハンドピース | HSハンドピース ・22×35mm 吸引機能搭載 ETハンドピース ・9×9mm 冷却機能搭載 |
出力 | HSハンドピース 4.5~12J/cm2 ETハンドピース 10~100J/cm2 |
許認可 | 米国FDAで永久脱毛機として認可 厚生労働省より薬事承認 |
米国FDA(米国食品医薬品局)は日本の厚生労働省にあたる公的機関です。
ライトシェアデュエットは、長期間毛の再生を低く抑える永久脱毛が行える脱毛機として認められています。
顔脱毛やVIO脱毛は行える?ライトシェアデュエットの脱毛の仕組み
ライトシェアデュエットの脱毛の仕組みを説明します。産毛の多い顔脱毛には向いているのか、太い毛の多いVIO脱毛も可能なのかについても解説します。
ライトシェアデュエットの脱毛の仕組み
ライトシェアデュエットはダイオードレーザーを照射する脱毛機で、熱破壊式という方法で脱毛を行います。
ダイオードレーザーは、医療脱毛に使われる3種のレーザーの中で中間の波長・性質を持つレーザーです。

ライトシェアデュエットの脱毛の仕組みを見てみましょう。

ライトシェアデュエットのダイオードレーザーがターゲットとする発毛組織は、毛包(毛根)の根元にある毛乳頭などの組織です。

肌に照射されたレーザーは、体毛の黒い色(メラニン)に反応し、発生した熱により発毛組織を破壊します。
発毛組織を破壊することにより永久脱毛が行えます。理論上、この毛包から新しい毛が生えてくることはありません。
ライトシェアデュエットの吸引機能と冷却機能
ライトシェアデュエット独自の“吸引機能”とは肌を吸い上げて照射する機能です。
照射口の大きなHSハンドピースに搭載されている機能で、肌を吸い寄せると毛包との距離が近づき、ターゲットにレーザーを当てやすくなります。
肌の深い部位にある毛包にもレーザーを届けやすくなることも利点の1つです。
より低い出力のレーザーでも効果を期待でき、熱による痛みや肌への刺激を軽減できます。
効率よく、かつ肌への負担を押さえて脱毛を行える機能です。
照射口の小さなETハンドピースには吸引機能はなく、かわりに冷却機能が搭載されています。照射と同時に肌を急冷する仕組みがあり、熱による痛みを抑えることが可能になります。
ライトシェアデュエットの大小2つのハンドピース
ライトシェアデュエットの2つのハンドピースについてくわしく解説します。
引用: 日本ルミナス公式サイト
大型のハンドピースは、背中やお腹、足などの広範囲を一気に照射するのに便利です。
吸引機能を備えており、でこぼことした部位よりも、ハンドピースを滑らせて使いやすいフラットな部位での照射に向いています。
四角い照射口は丸い照射口と比較して打ち漏れのリスクが少ない上、施術の際にジェルが不要なので、短時間で脱毛を行えます。
引用: 日本ルミナス公式サイト
照射口が小さなハンドピースはスポットでレーザーを照射でき、主に顔や指などの細かく入り組んだ部位での照射に使われます。
吸引機能ではなく冷却機能を備えたハンドピースで、施術の際はジェルの塗布が必要です。
ライトシェアデュエットは顔脱毛に◎!VIO脱毛にも使用可
ライトシェアデュエットは顔や背中、腕に生えているような産毛の脱毛にも、VIOやワキに生えているような濃い毛にも対応しています。
照射口の狭いハンドピースにより、凹凸のある部位もすみずみまで照射できることから、アリシアクリニックでは顔脱毛にライトシェアデュエットを使用することが多く見られます。
ライトシェアデュエットの効果や痛みを解説!抜けないって本当?
ライトシェアデュエットは抜けない、効果ないという噂を聞いて不安に思う人もいるかもしれません。
ここでは、ライトシェアデュエットの脱毛効果と痛みについて説明します。
ライトシェアデュエットの脱毛効果
ライトシェアデュエットは世界中で使用されている脱毛機であり、長期にわたり毛の再生を抑制する永久脱毛効果を得られます。
効果の現れ方には個人差がありますが、顔やボディに多い産毛にも、VIOや手足の剛毛にも脱毛効果を期待できるのがライトシェアデュエットの特徴です。
毛の生えかわりの周期に合わせて施術を繰り返すことで、より効果を高めることができます。
ライトシェアデュエットの脱毛時の痛み
ライトシェアデュエットは、1回の照射で発毛組織を壊すパワフルな施術を行うため、照射時に少なからず痛みを感じます。
ただし吸引機能や冷却機能により、熱による痛みある程度抑えて照射できる脱毛機です。
痛みの感じ方は人により異なりますが、一般的に皮膚が薄い部位や太い毛が密集している部位は痛みを感じやすくなります。
皮膚が薄い上に剛毛が生えていることが多いVIOなどは、ライトシェアデュエットに限らず照射時に熱による痛みが強くなる傾向があります。
痛みが苦手という場合、クリニックでは麻酔を使用することができるので、不安な場合は相談してみてください。
ライトシェアデュエットの導入クリニック
ライトシェアデュエットにより医療脱毛を行えるクリニックを紹介しましょう。
代表的なクリニックとして、アリシアクリニックがあります。
ライトシェアデュエットで医療脱毛!アリシアクリニック
アリシアクリニックはライトシェアデュエットのほか、レーザーや脱毛方式の異なる脱毛機2種を備えています。
ライトシェアデュエットは熱による痛みを抑えて照射できる脱毛機として、さまざまな脱毛プランに利用されています。
主に顔などを含む脱毛の施術に使われることが多く、小鼻や口元など狭い部位を丁寧に照射し、産毛を処理します。
そのほかにも、以下の医療脱毛クリニックでライトシェアデュエットが使用されています。
ライトシェアデュエットのメリットとデメリット
ライトシェアデュエットで医療脱毛をするメリットとデメリットを紹介します。
ライトシェアデュエットのメリット
- 産毛にも剛毛にも対応
- 吸引機能でターゲットに照射
- 熱による痛みを軽減できる
- 大きなハンドピースでスピーディーに脱毛
- 小さなハンドピースで狭い部位も丁寧に脱毛
ライトシェアデュエットの脱毛は、特徴の1つである吸引機能により痛みを抑えながら狙った毛を狙い撃ちできるというメリットがあります。
照射口の大きなハンドピースを使うと施術前のジェルが不要となり、広範囲を一気に照射可能です。
小さなハンドピースではジェルを塗布する必要がありますが、スポット照射により顔や指などの狭い部位を細やかに施術できます。
ライトシェアデュエットのデメリット
- 部位により熱による痛みを感じやすい
- 白髪には効果がない
- 日焼け肌・色黒肌には不向き
- 硬毛化が起こる可能性がある
ライトシェアデュエットは毛の黒いメラニンに反応して脱毛をする機種であり、白髪には作用しません。
色のごく薄い毛を脱毛する際は、黒い毛よりも回数を必要とします。
また日焼けした肌、褐色肌、ほくろやしみのある部位は肌にレーザーが反応して危険なため、照射を避ける場合が多くなります。
ライトシェアデュエットに限らずどの脱毛機でも起こりうる現象に、照射後毛が太くなる硬毛化があります。硬毛化が生じた場合は、クリニックに相談してみてください。
ライトシェアデュエットと他の脱毛機とを比較!
ライトシェアデュエットと、医療脱毛クリニックで数多く導入されている他の脱毛機とを比較してみました。
機種 | 脱毛方式 レーザー |
特徴 |
---|---|---|
ライトシェアデュエット | 熱破壊式ダイオードレーザー | 吸引機能あり |
メディオスターNeXT PRO | 蓄熱式ダイオードレーザー | 産毛に対応 痛みが弱い |
ジェントルマックスプロ | 熱破壊式アレキサンドライトレーザー/ヤグレーザー | 2波長を搭載 |
メディオスターNeXT PROは痛みを感じにくい脱毛機です。ライトシェアデュエットと同じダイオードレーザーを使いますが、蓄熱式という方法を使うため肌への負担が少なくなります。
脱毛効果が出るまでやや時間がかかり、ライトシェアデュエットよりも効果を実感しにくい傾向があります。
ジェントルマックスプロは2種類の波長のレーザーを使い分けることが可能です。
ライトシェアデュエットと同じ熱破壊式ですがレーザーが異なり、痛みはやや感じやすくなります。
冷却機能により肌を冷やしながら照射することで、痛みをある程度抑えて照射を行います。
ライトシェアデザイア・ライトシェアクアトロとの違いを解説
ライトシェアデュエットの後に発売された機種として、ライトシェアデザイア・ライトシェアクアトロという機種があります。
3種の脱毛機の違いを紹介します。

機種 | ハンドピース | 波長 |
---|---|---|
ライトシェアデュエット | 2種類 | 805nm |
ライトシェアデザイア | 3種類 | 805nm |
ライトシェアクアトロ | 3種類 | 805nm/1060nm |
ライトシェアデュエットと2機の違いは、ハンドピースの種類とレーザーの波長です。
ライトシェアデュエットが大小2つのハンドピースを持つのに対し、ライトシェアデザイアとライトシェアクアトロは大中小の3種類を備えています。
ライトシェアデザイアのそのほかの機能は、ライトシェアデュエットと同一です。
ライトシェアクアトロはライトシェアシリーズのハイエンド機です。
ライトシェアデュエットやデザイアにある805nmの波長に加え、1,060nmの波長のレーザーを搭載。より肌の深部にレーザーを届けることが可能になりました。
ライトシェアデュエットQ&A!脱毛回数や出力は?
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ライトシェアデュエットでは何回脱毛すればいいですか?必要な回数を教えてください。
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脱毛効果を得られる回数は、毛質や肌質などにより異なる上、希望の仕上がりによっても変わります。脱毛の施術は何回必要、と一口には言えません。
ライトシェアデュエットを取り扱っている医療脱毛クリニックは、多くの場合5回の脱毛回数コースを設定しています。
5回を1つの目安と考えて脱毛の計画を立ててみてください。
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ライトシェアデュエットの出力レベルはどのくらいなのですか?
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ライトシェアデュエットの出力は、大きなHSハンドピースで2300W・4.5~12 J/cm(ジュール毎平方cm)です。
効果を高くするには出力を上げれば良いというものではなく、肌のコンディションに合わせて出力を調整する必要があります。
HSハンドピースには吸引機能があり、ヘッドと毛包の距離が近くなるため、より低出力での照射が可能になりました。
ライトシェアデュエットで永久脱毛!アリシアクリニック
アリシアクリニックは複数の医療レーザー脱毛機を備えているクリニックで、ライトシェアデュエットもその1つです。
ライトシェアデュエットは脱毛時の熱による痛みを感じにくく、肌に負担をかけることが少ない機種とされ、アリシアクリニックでは顔脱毛などに使用されています。
機種を指定しての脱毛はできませんが、脱毛部位をチェックした上でクリニックのスタッフがふさわしい機種を選んでくれます。