シミ取りができるおすすめのクリニック5選!料金や選び方を解説

気になるシミを目立ちにくくする方法の一つとして、美容クリニックで行うシミ取り治療が挙げられます。
ここではシミ取りを行っているおすすめのクリニックを5院紹介し、施術ごとの費用や、行っている手術内容もわかりやすく紹介します。
シミ取りのおすすめクリニック5院
- ピコレーザーを用いた複数のメニューを展開している
- シミ取りの施術時間はおよそ20分
- シミのできやすい頬周りはもちろん、唇にできたシミにも対応している
レーザーの種類 | 料金(税込) |
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ピコレーザー | ライト初回:9,800円 スタンダード初回:23,200円 プレミア初回:46,400円 ニップルトーニング ハイドロキノン処方付き初回:9,990円 シミ取り10㎜以下:20,900円 シミ取り放題:152,000円 ピコレーザー フラクショナル1回:19,800円 トーニング+フラクショナル1回【頬】:24,800円 |
TCB東京中央美容外科が行うピコレーザーを用いたシミ取りの施術は、シミやそばかす、肌のくすみの解消に対応しています。
シミの原因となるメラニン色素へレーザーを照射することで、メラニン色素を破壊します。
ピコレーザーは従来行っていたレーザー施術よりも照射間隔が短いため、熱エネルギーによる肌への負担が少ないのが特徴です。
炎症後の色素沈着も起こりにくく、シミだけではなく、タトゥーの除去にも対応しています。
営業時間 | 10:00~19:00 ※TCB新宿三丁目院の場合 |
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医院数 | 全国72院 |
初回カウンセリング | 電話、予約フォームより予約 |
オプション | なし |
麻酔代 | ・鎮痛剤/局所麻酔:無料 ・表面麻酔(エムラクリーム・ペンレステープ)/笑気麻酔:2,750円 ・表面麻酔(リドカインクリーム):10,800円 ・痛み止め点滴/静脈麻酔:50,400円 ・腫れ止め点滴:55,000円 |
- レーザー治療の他、IPLレーザー治療も行っている
- 安心保証制度があり、アフターケアの料金は施術料に含まれている
- 従来のレーザー施術より短時間での照射が可能なピコレーザーを用いている
レーザーの種類 | 料金(税込) |
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ピコレーザー | ピコトーニング1回(全顔):49,500円 |
ピコレーザー(老斑除去) | 老斑除去顔取り放題:330,000円 手の甲(片手)取り放題 指含む・手首まで:104,500円 手の甲(両手)取り放題 指含む・手首まで:198,000円 前腕(片腕)取り放題 手首から肘関節:198,000円 前腕(両手)取り放題 手首から肘関節:385,000円 上腕(片腕)取り放題 手首から肘関節:242,000円 上腕(両腕)取り放題 手首から肘関節:440,000円 首・デコルテ取り放題:440,000円 背中(上半分)取り放題:550,000円 |
IPLレーザー(ルメッカ) | 顔全体(シミor赤ら顔)/初回:27,500円 頬/1回:看護師照射30,800円/医師照射44,000円 手の甲/1回:看護師照射16,500円/医師照射33,000円 |
東京美容外科では、ピコ秒(1兆分の1秒)という短い間隔で照射できるピコレーザーを用いています。
そのため、施術時間の短縮や熱エネルギーによる肌へのダメージが抑えられます。
IPLレーザーの場合、看護師による照射か医師による照射か選べ、施術料金は異なります。
営業時間 | 10:00~19:00 ※銀座院の場合 |
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医院数 | 全国18院(美容整形外科) |
初回カウンセリング | 電話、Web、LINEより予約 |
オプション | IPLレーザー(ルメッカ)/プレミアムセル:4,500円 |
麻酔代 | ・局所麻酔:3,300円 ・静脈麻酔:44,000円~88,000円 ・笑気麻酔:5,500円 ・麻酔クリーム:3,300円 ・ペンレス:3,300円 |
- シミの症状別にレーザーを選ぶことができる
- 美容内服セットもあり、必要に応じてレーザー施術と併用することも可能
- レーザーでは対応しにくいとされる肝斑の施術にも対応
レーザーの種類 | 料金(税込) |
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ピコレーザー(ピコスポット) | シミ取り放題1回:63,000円 |
ピコレーザー(ピコトーニング) | 顔1回:11,000円 首・手の甲・ワキ・乳輪・鼠径部各1箇所1回:11,000円 背中上部・臀部各1箇所1回:22,800円 |
ピコレーザー(ピコレーザーフラクショナル) | 顔1回:28,310円 |
IPLレーザー(ステラM22) | 1回:12,800円 |
IPLレーザー(フォトRF) | 1回:9,980円 |
湘南美容クリニックには、シミ取り放題プランがあり、20個以上のシミをレーザー照射できます。プランによっては照射後のテープ保護は不要なものもあり、すぐにメイクができるといったメリットもあります。
湘南美容クリニックでは、シミが薄くなるには数か月の時間がかかることや、治療経緯やリスクなども丁寧に説明しています。また、そばかすや肝斑などにも対応できるレーザー照射プランもあります。
営業時間 | 10:00~19:00 ※新宿本院の場合 |
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医院数 | 日本・海外117院展開(112拠点) |
初回カウンセリング | 電話、メール、専用フォームより予約 |
オプション | なし |
麻酔代 | ・局所麻酔:無料 ・笑気麻酔:1部位2,200円 ・注入治療:1回3,300円 ・ジュリエットレーザー:1部位10,450円 ・麻酔クリーム:1部位3,300円 ・麻酔テープ:1枚550円 ・安心麻酔:1回31,900円 |
- 複数のレーザー機器があり、肌質に合わせて治療法を選ぶことができる
- カウンセリングは何度も無料で対応
- 肝斑やニキビ跡など、複数の肌の悩みにもレーザー施術ができる
レーザーの種類 | 料金(税込) |
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ピコレーザー | 直径1mm:5,500円 直径5mmまで:11,000円 直径10mmまで:16,500円 |
IPLレーザー(セレックV) | 全顔(小林医師による処置)・1回:39,600円 全顔(ナースによる処置)・1回:30,800円 |
IPLレーザー(ライムライト) | 全顔・1回:36,300円 |
IPLレーザー(スムースクール) | 全顔・1回:25,300円 |
聖心美容クリニックは、ピコレーザーの他に3種類の光治療を提供しています。セレックVを用いた光治療は、医師による処置または看護師による処置を選択でき、どちらを選択するかによって料金が変わります。
また、納得した上で治療を受けられるよう、カウンセリングは何度でも行ってもらえます。
営業時間 | 10:00~19:00 ※東京院の場合 |
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医院数 | 全国10院 |
初回カウンセリング | 電話、Webより予約 |
オプション | なし |
麻酔代 | ・局所麻酔:無料 ・静脈麻酔:33,000円 ・麻酔クリーム(顔全体):4,400円 ・顔+首:6,600円 ・ブロック麻酔:11,000円 |
- IPLと高周波エネルギーを組み合わせたレーザー治療を実施
- 複数のレーザーを採用しているため、さまざまなシミに対応可能
- 年会費無料のBMC会員になると料金がお得になる特典もあり
レーザーの種類 | 料金(税込) |
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Qスイッチヤグレーザー(レーザートーニング) | 頬のみ・初回限定:2,700円 顔全体・初回限定:5,190円 |
Qスイッチヤグレーザー(1mm×1mm) | 1回・非会員:5,390円 1回・BMC会員:4,320円 |
ピコレーザー(ピコトーニング) ※品川スキンクリニック 品川本院 限定 |
頬上:15,000円 全顔:30,000円 |
ピコレーザー(ピコスポット) ※品川スキンクリニック 品川本院 限定 |
全顔+ピコトーニング(全顔):99,990円 |
IPLレーザー(フォトシルクプラス) | 顔全体※こめかみ除く・1回・初回限定:8,640円 手の甲・1回・初回限定:9,990円 |
IPLレーザー(ハイパーフォトシルクプラス) | 顔全体※こめかみ除く・非会員:68,000円 顔全体※こめかみ除く・BMC会員:54,400円 |
IPL+高周波エネルギー(オーロラ) | 顔全体・1回・初回限定:4,320円 |
品川美容外科では、IPLと高周波エネルギーを同時照射できるオーロラというレーザー施術を実施しています。またフォトシルクプラスという光治療は、レーザー治療とは異なる複数の波長を照射することで、シミやそばかすなど肌の色素沈着の改善を目指せます。この他にも、シミやあざを除去するQスイッチヤグレーザーやピコレーザーなど、多数のレーザー施術があるのも特徴です。
営業時間 | 10:00~20:00 ※品川本院の場合 |
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医院数 | 全国28院 |
初回カウンセリング | 電話、Webより予約 |
オプション | なし |
麻酔代 | ・表面麻酔(非会員):2,990円 ・リラックス麻酔(非会員):2,990円 ・ペンレスシート(非会員):2,990円 ・局所麻酔:無料 ・点滴による鎮静剤:無料 |
シミ取りの種類とは?施術の効果や料金の相場

クリニックで行われるシミ取りとは、レーザーをシミが気になる箇所に照射することにより、シミの原因となるメラニン色素を破壊する施術です。
得られる効果 | メラニン色素を破壊した箇所は、1週間程度でかさぶたになり剥がれ落ちる。その後半年程度をかけて徐々にシミが薄くなる。 |
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施術時間の目安 | 1回の施術あたり約15分~30分 |
料金相場 | 内容により数千円~100,000円以上と幅がある |
ダウンタイム | なし。ただし、人によっては数日腫れるケースもある。 |
持続期間 | レーザー照射箇所は半永久的にシミが除去されるが、紫外線やホルモンバランスの乱れで新たなシミができる可能性はある |
おすすめな人 | ・濃いシミがあって、内服薬や外用薬では改善が見込めない方 ・そばかすやニキビ跡が色素沈着している方 |
リスク・副作用 | 腫れ・赤み・痒み・痛み。照射した箇所をこすったり、日焼けをしたりすると、のちに色素沈着を起こすこともある。 |
メイク | 1週間ほどはメイクを避けたほうがよい |
シャワー/洗顔/洗髪/入浴 | 普段通りで問題ないが、照射した箇所は強くこすってはいけない |
医療クリニックで行われている代表的なシミ取りは、レーザーの熱をシミに照射する方法です。シミの原因であるメラニン色素にレーザーを照射することでメラニン色素を破壊し、シミを薄くする効果があります。破壊されたメラニン色素は、老廃物としてやがて体外に排出されます。
シミにはいろいろな種類がありますが、その多くは自分で治すことは難しいです。
そのため、シミ取りはシミや肌のくすみ、そばかすなど、自分で改善することができない肌の悩みがある方に向いています。
ただし、肌に合っていない治療をしたり、術後に日焼けをしたりすると、かえってシミが濃くなるケースもあります。そのため、シミ取りをする際にはクリニックでしっかりカウンセリングをし、自分に合った施術を選ぶことが大切です。
シミの種類
シミの原因は紫外線だけでなく、加齢やホルモンバランス、アトピーなどの肌トラブルによっても引き起こされます。代表的なシミの種類は以下のとおりです。
別名、日光性色素斑とも呼ばれている、加齢や紫外線によってできるシミです。茶色っぽい色をしており、シミと健康な肌の境界がはっきりしているのが特徴です。
そばかすは顔に小さな斑点が広がるものであり、雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれます。遺伝的な要因で発生することが多いシミです。
左右対称にできる薄茶色のシミであり、主に両頬にできます。女性ホルモンの乱れにより発症することが多く、30代後半~50歳位の女性にできやすいです。
日焼けによる色素沈着の他、傷やニキビ、やけどの跡が色素沈着を起こすことでできるシミです。老人性色素斑とは違い、シミと健康な肌の境界が不明瞭で色味にもムラがあります。
シミ取りの種類
治療法 | 光治療 | レーザー治療 | 内服薬 | ピーリング治療 |
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効果のあるシミ | 顔全体のくすみ | 目立つシミ | 肝斑 | 顔全体のくすみ |
料金相場 | 20,000円~ 30,000円ほど |
5,000円~ 60,000円ほど |
年間10,000円~ 20,000円ほど |
3,000円~ 10,000円ほど |
ダウンタイム | まれに赤みやかゆみが出る | 術後約1週間は、保護テープを貼る必要がある | なし | 施術直後はぴりぴりとした刺激感あり、多くは3日ほどで治まる |
おすすめな人 | ・顔全体のくすみが気になる方 ・ダウンタイムを短くしたい方 |
・顔に目立つシミがある方 ・施術するシミの個数が限定されている方 |
・肝斑にお悩みの方 ・内側から皮膚のトラブルを解消したい方 |
・ニキビ跡やくすみにお悩みの方 ・肌の新陳代謝を改善したい方 |
光治療はIPLという特殊な波長の光を肌全体に照射する施術です。光エネルギーがメラニン色素に作用して肌のシミやくすみを改善する効果があります。ダウンタイムがほぼなく、術後すぐにメイクができるといったメリットがある一方、濃いシミには効果を発揮にしくいのがデメリットです。
レーザーの熱をシミが気になる箇所に集中的に照射する施術です。メリットは、濃くて目立つシミにも対応している点です。デメリットは、施術後に保護テープを貼る必要があり、メイクができないなどの制限があることです。
肝斑の治療などに対応した治療法が内服薬です。配合された成分が、メラニンの生成を制御することで、シミやそばかすを薄くする効果があります。メリットとしては、直接肌に何かを施すことはないため、色素沈着を起こすといったリスクが少ない点が挙げられます。一方、個人差はありますが、変化を感じるまでに半年以上の期間がかかることがデメリットです。
サリチル酸やグリコール酸などの成分が含まれた薬剤を肌に塗り、古い角質を取り除く施術です。肌の新陳代謝を促進し、肌の環境を整えます。メリットは、ニキビ跡やくすみを改善する他、肌全体の調子を整えられることです。デメリットは、1回の施術で大きな変化は期待できないため、定期的かつ継続的に施術を受ける必要があることです。また、肌がデリケートな方の場合、施術後にピリピリすることがあります。
シミ取りの回数や通う頻度
シミ取りの効果は個人差が大きく、シミの種類や個数によっても施術回数や通う頻度は異なります。一般的な事例として、シミが薄くなってきたと実感しやすい回数や通う期間は、以下のとおりです。
施術内容 | 回数 | 通う期間 |
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レーザー治療 | 1回 | 通う必要はないが、照射箇所がかさぶたになって剥がれ、健康的な肌になるには半年~1年ほどかかる |
光治療 | 約4週間の間隔で、5回以上 | 約半年 |
ピーリング | 2週間~4週間の間隔を空け、5回以上 | 半年~1年ほど |
シミ取りに通うクリニックのおすすめの選び方
シミ取りを行う美容クリニックを選ぶ際には、次の3つのポイントを押さえましょう。
- 丁寧なカウンセリングが行われているか
- 複数のシミ取り治療プランがあるか
- アフターサービスは充実しているか
シミの原因や大きさは、人それぞれに違いがあります。シミ取りは症状を見極めて適した治療法を選択する必要があるので、丁寧なカウンセリングが必要です。
また、自分の肌質や症例に合わせた治療が望ましいので、複数のプランがあるクリニックを選びましょう。適切な治療・処置が行われなければ、イメージとは違う仕上がりになったり、トラブルが生じたりする恐れもあります。
さらに、シミ取りのレーザー治療には、赤みや痒み、色素沈着といった副作用やリスクを伴います。万が一のときに備え、アフターサービスが充実しているクリニックを選んだほうが安心です。
シミ取りの施術の流れ
シミ取り施術における、申し込みから施術の大まかな流れは以下のとおりです。
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STEP.01
カウンセリング予約
まずは電話やメールでカウンセリング予約を申し込みます。
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STEP.02
医師とのカウンセリング
医師とのカウンセリングを行い、施術を受ける部位をチェックします。
その後施術の申込みと料金を支払い、手術日を決めます。
このとき治療申込書の記入や、手術後の注意事項の確認なども行われるなど、施術前の手続きはカウンセリング時に完結するのが特徴です。 -
STEP.03
施術を受ける
基本的にシミ取り施術は日帰りで行われます。
担当医師の指示により、必要に応じてアフターケアも行われます。
シミ取りについてのQ&A
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シミのレーザー治療に痛みはある?
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痛みの感じ方には個人差があります。ただ、我慢できないほど痛い、というケースはまれです。 状況によっては痛みを和らげる麻酔クリームなどを塗る処置も可能です。
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レーザー照射後、シミが悪化することはある?
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一時的にシミが悪化することはあります。レーザーを照射すると炎症後色素沈着を起こし、一時的にメラニン色素が増殖して、シミが濃くなったように見えます。ただし、多くの場合半年ほど経過すると目立ちにくくなります。
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シミ取りで、保険が適用されることはある?
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美容目的で行うシミ取りの場合、保険が適用されることはありません。 ただ、太田母斑(おおたぼはん)など生まれつきのアザの治療や、ケガが原因でできた外傷性色素沈着などは、保険が適用されるケースもあります。