フィナステリドの効果と副作用は?通販・ミノキシジルの併用・初期脱毛も解説
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フィナステリドとは、2005年に国内で初めて承認されたAGA治療薬の有効成分名です。
フィナステリドを含むAGA治療薬には、先発薬の「プロペシア」とジェネリック薬の「フィナステリド錠」があります。
この記事では、AGA治療薬・フィナステリドの効果やデュタステリド(ザガーロ)との違い、ミノキシジルなど他のAGA治療薬と併用できるかや副作用・初期脱毛について解説しています。
フィナステリドの購入におすすめのAGAクリニックやサワイ・ファイザーなどメーカーごとのフィナステリドの価格や相場、通販や個人輸入、効果はいつから現れるか目安もまとめているので、フィナステリドやプロペシアでAGA治療・薄毛治療を検討している方やフィナステリドの効果が気になる方は参考にしてみてください。
※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FORフィナステリドとは?プロペシアとジェネリック薬の概要
フィナステリドとはどんなAGA治療薬なのか、まずはフィナステリドとプロペシアについて説明します。
フィナステリド錠とプロペシアは、AGA(男性型脱毛症)の治療に用いられる飲み薬の1つです。
2005年に国内で承認された先発医薬品が「プロペシア」、その後発売されたジェネリック薬(後発医薬品)は「フィナステリド」または「フィナステリド錠」と呼ばれています。
プロペシア | フィナステリド |
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先発医薬品 | ジェネリック薬 |
2005年発売 | 2015年~発売 |
オルガノン社1社が製造 | 国内正規品はサワイ・ファイザーなど11社が製造(国内未承認の海外製もある) |
発売時期が早く治療例が多い | プロペシアの7割程度の価格で購入できる |
プロペシアもフィナステリド錠も有効成分は同じなので同様の効果が期待できますが、プロペシアは治療例が多い、フィナステリドは価格が割安といった異なるメリットがあります。基本的にフィナステリドは飲み薬として用いられますが、フィナステリドを含んでいる塗り薬や注入治療の薬剤を取り扱っているクリニックもあります。
また、プロペシアを製造しているのはオルガノン社1社のみですが、フィナステリド錠は国内正規品として承認されているだけでも11社が製造しているほか、国内未承認の海外製もあるため、購入の際に注意が必要です。
フィナステリド(プロペシア)は、日本皮膚科学会がAGA治療の方針を定めたガイドライン※1では推奨度A(行うよう強く勧める)の治療法として紹介されています。
取り扱っているクリニックも多く、AGAの初期段階から治療に用いられることが多いフィナステリドですが、クリニックによって取り扱っているメーカーや価格、1度に処方してもらえる量が異なります。
「月いくらか?」「どんな治療プランがあるか?」などを知りたい方は、下記の各AGAクリニックの治療プランを参考にしてみてください。
フィナステリドとデュタステリド(ザガーロ)との違い
プロペシアやフィナステリド錠に含まれる有効成分「フィナステリド」の効果や治療のしくみと、もう1つの有名なAGA治療薬「デュタステリド(ザガーロ)」との違いについて解説します。
フィナステリド(プロペシア)の効果
フィナステリドは、抜け毛の予防やAGAの進行を遅らせる効果が期待できます。
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AGAの原因とは
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AGAを発症する原因の1つに「DHT(ジヒドロテストステロン)」という活性型男性ホルモンがあります。
体内の男性ホルモン(テストステロン)が5αリダクターゼと呼ばれる酵素によってDHTに変換されたあと、DHTは髪を作り出す毛乳頭細胞と結合して脱毛因子を発生させます。
すると髪の成長期が短くなることで、髪が成長しきれず細い毛が増えたり、抜け毛が増えたりといった薄毛の症状が目立ってきます。
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フィナステリドは「5αリダクターゼ」の働きをブロックすることでDHTを発生させにくくし、ヘアサイクルを整えて抜け毛を予防してくれます。また、ヘアサイクルが整うことで生えている髪の毛が太く成長できるようになります。
これらのフィナステリドの効果はゆるやかに表れるため、一定期間続ける必要があります。
フィナステリドとデュタステリド(ザガーロ)との違い
デュタステリドはフィナステリドと同様にAGA診療ガイドラインにおいて推奨度Aの治療薬です。
プロペシアやフィナステリド錠と同じ「5α還元酵素阻害薬」として、2016年に「ザガーロ」が国内認証され、その後ザガーロの後発医薬品(ジェネリック)としてデュタステリド錠が発売されました。
「5α還元酵素阻害薬」という点で類似するフィナステリドとデュタステリドですが、異なる点もあります。
プロペシア(フィナステリド) | ザガーロ(デュタステリド) |
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Ⅱ型5αリダクターゼを阻害 | Ⅰ型・Ⅱ型5αリダクターゼを阻害 |
2005年発売 | 2016年発売 |
半減期は約4時間 | 半減期は約3日 |
併用禁忌薬はなし | リトナビルなどCYP3A4阻害作用のある薬は併用注意 |
献血は中止後1か月以降に | 献血は中止後6ヶ月以降に |
フィナステリドとデュタステリドの大きな違いとして挙げられるのは効果の範囲です。
5αリダクターゼはⅠ型・Ⅱ型の2つのタイプがあり、Ⅰ型5αリダクターゼは全身の皮脂腺に多く、Ⅱ型5αリダクターゼは頭頂部や生え際・髭・脇・陰毛などに多く存在しています。
フィナステリドはⅡ型5αリダクターゼを阻害するのに対し、デュタステリドはⅡ型に加えⅠ型も阻害します。
もう1つの違いは効果の持続時間です。
薬を服用して血液内の成分濃度が半減するまでにかかる時間を「半減期」といいますが、フィナステリドの半減期は約4時間、デュタステリドの半減期は約3日と大きく異なります。
また、長期服用している方が献血を行う場合、フィナステリドは薬をやめてから1か月、デュタステリドは薬をやめてから6ヶ月は期間をあける必要があります。
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フィナステリドとデュタステリドは併用できる?
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結論からいうと、フィナステリドとデュタステリドは併用できません。
それぞれ有効成分は異なりますが、どちらも「5α還元酵素阻害薬」という点では同じです。効果が同じ薬を併用すると副作用や健康被害のリスクが高まるため、フィナステリドとデュタステリドは併用しないようにしましょう。
フィナステリドとデュタステリドでそれぞれ効果の作用範囲が異なるため、どちらが自分の薄毛の状態に適しているか知りたい場合は、各クリニックで受けられる無料カウンセリングを活用して専門カウンセラーや医師に確認してもらうのがおすすめです。
※2 薬の処方が無い場合は診察料3,330円
フィナステリドの効果:飲み薬と塗り薬で効果に違いはあるか
フィナステリドは飲み薬として処方されるケースが一般的ですが、フィナステリドを含む塗り薬(外用薬)もあります。フィナステリドを含む飲み薬と塗り薬とで効果に違いはあるのでしょうか?
一般的には、内服薬よりも外用薬のほうが効果の現れ方がおだやかで、重篤な副作用が起こりにくい傾向があります。フィナステリドに関しても同様で、塗り薬の方がフィナステリドの「AGAの進行を遅らせる効果」が緩やかな分、重い副作用は起こりにくいでしょう。
また、AGA診療ガイドラインではフィナステリドの内服薬は「行うよう強く勧める」AGA治療として記されていますが、フィナステリドの塗り薬については触れられていません。
加えて、フィナステリドを配合している塗り薬のほとんどはメインの有効成分がミノキシジルなので、フィナステリドの塗り薬を検討している方は憶えておきましょう。
フィナステリドを含む塗り薬は、一部のAGAクリニックで処方されています。クリニックによって有効成分の配合濃度や値段、一度の処方で受け取れる量などが異なりますから、事前に確認してみてくださいね!
クリニックフォア |
■外用薬(ミノキシジル12%+フィナステリド0.01%) 定期配送:10,285円/月 通常:12,100円/月 |
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フィナステリドの効果:量は1日何mgまで?抜け毛予防効果に差はあるか
フィナステリドはAGAの進行を遅らせたり抜け毛予防の効果が期待できますが、フィナステリドは1日何㎎まで摂取可能なのでしょうか?また、摂取量を増やせばより効果は高まるのでしょうか?
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フィナステリドは1日何㎎まで?
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フィナステリドの1日の摂取量の上限は1㎎と定められています。
1日に1㎎以上フィナステリドを服用しても、増量によりフィナステリドの抜け毛予防効果が高まるという医学的なエビデンスがなく、反対に副作用のリスクが高まるため推奨されていません。
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フィナステリドは量によって効果が変わるか?
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プロペシアや国内正規品のフィナステリド錠は、有効成分フィナステリドの配合量が異なる1㎎と0.2㎎が販売されています。また、厚生労働省の認可を受けていない海外製のフィナステリドは5㎎も販売されています。
フィナステリドの量による効果を比較した試験※1では、0.2㎎よりも1㎎を継続摂取したグループの方がAGAの進行の改善効果があったことが分かっています。また、0.2㎎と1㎎で副作用の発生率に差は認められなかったため、より効果が大きい1㎎を処方するのが一般的です。
参照:※1 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版より「川島 眞,溝口将之,五十嵐敦之ほか:男性型脱毛症 (AGA)に対するフィナステリドの長期投与(3 年間)試 験成績 多施設共同オープン試験,臨皮,2006; 60: 521― 530(レベル III)」
フィナステリドだけでは効果ない?ミノキシジルの併用について
AGA治療薬でもっともメジャーなフィナステリド(プロペシア)ですが、フィナステリドだけでAGA・薄毛対策は完璧かというとそうではありません。AGA治療を始めたときの薄毛の状態や期待する効果によっては、フィナステリドだけでは不十分なケースもあります。
フィナステリドに発毛効果はある?
フィナステリド(プロペシア)は「AGAの進行を遅らせる」「抜け毛の予防」といった効果があり、細くなっていた髪が再び太く成長したり、抜け毛が減ることで髪全体のボリュームが出て、薄毛の印象が和らぐような効果には期待ができますが、フィナステリドには発毛効果はありません。
フィナステリドは、あくまで今生えている毛髪に対して作用するため、髪を増やしたい場合には、「発毛促進」効果があるAGA治療薬を服用する必要があります。
フィナステリドとミノキシジルは併用できる?
増毛効果があるAGA治療薬といえば「ミノキシジル」です。
塗り薬として処方されるミノキシジルは、フィナステリドと同様にAGA診療ガイドラインで「推奨度A(行うよう強く推奨する)」治療法に分類されています。
ミノキシジルには内服薬もありますが、内服薬の有用性を試す臨床試験が国内で行われていないため、ガイドラインでは推奨度D(行うべきではない)に分類されています。
ミノキシジルは本来高血圧患者のための降圧剤として使用されていた薬ですが、服用していた患者の体毛が増える副作用が表れたため、AGA治療薬として使用されるようになりました。
ミノキシジルの効果により血管が拡張されることで頭皮の血行を促進し、髪の毛の成長に必要な栄養を頭皮まで行き渡らせやすくするような効果に期待ができます。
また、毛を作る毛母細胞を活性化させる事で発毛を促進する効果にも期待ができます。
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フィナステリドとミノキシジルは併用できる?
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AGAのきっかけとなる酵素をブロックするフィナステリド(プロペシア)と、毛母細胞に働きかけて発毛を促すミノキシジルは効果が異なるので併用することができます。
特に一定以上AGAが進行している場合では併用した方が効果的なことも多いので、AGAの症状がそれなりに進行している方はフィナステリド(プロペシア)とミノキシジルの併用を検討してみると良いでしょう。
フィナステリドとミノキシジルがセットになったプランが用意されているおすすめのAGAクリニックをご紹介します。
中には継続して続けやすい定期配送割引が用意されているクリニックもありますので、気になる方はチェックしてみてください。
クリニックフォア |
■発毛ライトプラン(フィナステリド+ミノキシジル内服) 定期:1,851円/月 ※1 通常:10,780円/月 |
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DMMオンラインクリニック |
■発毛ライトプラン(フィナステリド+ミノキシジル5mg内服) 定期:6,380円/月 ※2 通常:7,150円/月 |
※2 決済ページでクーポンコード「docaga」を入力した時の価格です。
フィナステリドの副作用:肝機能・精液減少・初期脱毛について
プロペシアやフィナステリド(プロペシアジェネリック)を用いる際に注意したいのが副作用です。どのような副作用が起こりえるのか解説します。
フィナステリド(プロペシア)の副作用
フィナステリドやプロペシアでは副作用として下記のような症状が起こる可能性があるので憶えておきましょう。
重大な副作用 | |
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肝機能障害 | |
その他の副作用 | |
過敏症 | 皮膚のかゆみ、蕁麻疹、発疹、血管浮腫 |
生殖器 | リビドー減退、勃起機能不全、射精障害、精液減少、血精液症、精液の質の低下 |
肝臓 | AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇 |
その他 | 抑うつ症状、乳房圧痛、乳房肥大、めまい、体毛が薄くなる |
起こりうる副作用のうち、もっとも重篤なものは肝機能障害で、他にも精液量の減少や性欲減退、胸の痛みやうつ症状、体毛が薄くなる可能性があります。
プロペシアの添付文書によるとリビドー減退は1~5%未満、勃起機能不全・射精障害・精液量減少は1%未満の確率で発生すると報告されており、その他の副作用の発生頻度は不明とされています。
フィナステリドやプロペシアを服用したからといって必ず副作用が表れるというわけではありませんが、個人の判断で服用を進めてしまうと副作用のリスクも高まるので、必ず医師と相談して定められた量を服用するようにしましょう。
5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬 ◎男性型脱毛症用薬◎ フィナステリド錠
フィナステリドで起こる「初期脱毛」とは?
フィナステリドを使用すると「初期脱毛」が起こる場合があります。
初期脱毛とは、ヘアサイクルが整っていく過程で一時的に抜け毛が増える現象です。
AGAを発症すると、成長期が短かったり、休止期から成長期に移行しないことにより、抜け毛が増えたり、新たな髪が生えてこなかったりしますが、フィナステリドを服用することで、徐々にヘアサイクルが整っていき、休止期から成長期に移行することにより、休止期の髪が抜けるため、一時的に抜け毛が増えます。
ただし、初期脱毛は主に発毛促進効果があるミノキシジルに起こることが多い症状で、フィナステリドの場合は、7割の人は初期脱毛は起こらないといわれているので、あまり心配する必要はないでしょう。
初期脱毛が起こる期間は、フィナステリドを開始してから1ヶ月頃とされており、初期脱毛によって抜ける髪の量は個人によって異なります。
長いと2ヶ月ほど抜け毛が続く場合もあるようですが、3ヶ月以内にはだいたい症状が落ち着くので慌てずに様子を見てみましょう。ただ、途中で不安を感じる場合は医師に相談するのがおすすめです。
フィナステリド・プロペシアが購入できるおすすめAGAクリニック5院
ここからは、フィナステリドやプロペシアが購入できるおすすめのAGAクリニック5院をご紹介します!
フィナステリド・プロペシアの治療プランの値段はもちろん、割引特典やオンライン診療についても掲載しているので、プロペシアやフィナステリドを購入したい方は参考にしてみてください。
クリニックフォア
「提供:クリニックフォア」
フィナステリドが処方されるAGA治療プラン | |
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予防プラン (フィナステリド) |
1ヶ月分:4,015円 定期配送:初月0円/2ヶ月目以降1,049円※1 |
発毛ライトプラン (フィナステリド+ミノキシジル内服薬) |
1ヶ月分:10,780円 定期配送:1,851円 ※ |
発毛基本プラン (フィナステリド+ミノキシジル内服薬+サプリ) |
1ヶ月分:16,280円 定期配送:13,838円 |
- 初診からオンラインでも受診可
- 予防プランは初月0円~
- 定期配送割引・まとめ買い割引あり
クリニックフォアは東京・大阪・埼玉に開院しているクリニックで、スマホを使ったオンライン診療にも初診から対応しているのでクリニックに足を運ばなくてもAGA治療が続けられます。
クリニックフォアにはフィナステリドを含む内服薬プランが複数あり、「抜け毛を予防したい」「発毛したい」など期待する効果ごとに選べます。また、ミノキシジルにフィナステリドを加えた塗り薬も扱っています。
クリニックフォアのオンライン診療では毎月決まった日に届く「定期配送」も利用でき、定期配送の場合は通常より15%オフの価格でフィナステリドが購入できます。
現在は「予防プラン」で定期配送を選択し、決済時にクーポンコード「YOBO2024C」と入力すると12ヶ月間定期の6ヶ月分が0円になるキャンペーンも行っているので、初期費用を抑えてAGA治療をしたい人はチェックしてみてください。
AGA治療の方法 | 飲み薬・塗り薬 |
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その他のAGA治療プラン | ■ミノキシジル外用薬12%(フィナステリド0.01%含む) 1ヶ月分:12,100円 定期配送:10,285円 ■デュタステリド 1か月分:8,140円 定期配送:6,919円 など |
診察料・検査料 | 診察料:無料(薬の処方が無い場合は診察料1,650円) 治療薬の送料:550円 |
割引・特典・保証 | 初月割引 まとめ買い割引 定期配送割引 のりかえ割引 全額返金保証 |
オンライン診療 | 初診から対応 |
支払い方法 | クレジットカード・GMO後払い・代金引換 |
診療時間 | 7:00~24:00 診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合があります |
クリニックの所在地 | 全国11院 |
URL | https://www.clinicfor.life/telemedicine/aga/ |
イースト駅前クリニック
フィナステリド・プロペシアが処方されるAGA治療プラン | |
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フィナステリド | 初回1ヶ月:1,650円 1ヶ月:3,740円~ 6ヶ月:20,130円~ |
デュタステリド | 1ヶ月:6,930円~ 6ヶ月:37,400円~ |
ミノキシジル外用薬 | 初回1ヶ月:1,980円 1ヶ月:5,500円~ 6ヶ月:29,700円~ |
ミノキシジル内服薬 | 1ヶ月:8,250円~ 6ヶ月:44,550円~ |
- 受付から約15分で薬が受け取れる
- 複数の治療プランから選べる
- その日の都合に合わせて受診方法が変えられる
イースト駅前クリニックは男性専門クリニックで、受付から約15分で薬が受け取れます。クリニック間の移動が可能で初診でかかったクリニック以外にも通院できるので、その日の都合や出張・転勤などの移動先でもイースト駅前クリニックがあればAGA治療が受けられます。
フィナステリドは単剤処方だけでなくミノキシジル内服薬・外用薬とも組み合わせて処方してもらえるので、治療効果や値段なども含めて納得できるプランが選べるでしょう。
イースト駅前クリニックでは初診からオンライン診療にも対応しています。また、対面診療とオンライン診療は切り替え可能なので、その日の都合に合わせて受診方法が選べるのもポイントです。
AGA治療の方法 | 飲み薬・塗り薬 |
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診察料・検査料 | 初診料・再診料:無料 オンライン診察料:無料(薬の処方がなければ3,300円) 治療薬の送料:1,100円 AGA検査キット:5,980円 |
割引・特典・保証 | 初回割引 まとめ買い割引 |
オンライン診療 | 初診から対応 |
支払い方法 | 現金・クレジットカード |
診療時間 | 10:00~20:00 診療時間はクリニックにより異なります |
クリニックの所在地 | 全国40院 |
公式サイト | https://www.eastcl.com/ |
DMMオンラインクリニック
フィナステリドが処方されるAGA治療プラン | |
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発毛ライトプラン (フィナステリド+ミノキシジル内服薬) |
単月処方:7,150円/月 定期配送:6,380円/月 6ヶ月定期:33,000円 |
発毛ベーシックプラン (フィナステリド+ミノキシジル内服薬+サプリ) |
単月処方:9,845円/月 定期配送:8,778円/月 6ヶ月定期:46,750円 |
- 状態にあった治療プランが選べる
- 定期配送割引あり
- 平日は21時以降も受診OK
DMMオンラインクリニックはオンライン診療専門のクリニックです。
フィナステリドが処方されるAGA治療プランは4つあり、ミノキシジル内服薬・外用薬とセットになったプランも選択できます。
いずれのAGA治療プランも、薬は1ヶ月単位か1、3、6ヶ月ごとに薬が届く「らくらく定期便」が選べます。定期配送は通常より割安にフィナステリドが購入できるので、月々の費用を抑えたい方でも続けやすいでしょう。
また、DMMオンラインクリニックでは初めて契約する方限定で、発毛ライトプラン・発毛ベーシックプランなどの6ヶ月定期コースの料金が2ヶ月分無料になるキャンペーンがあります。
DMMオンラインクリニックは公式サイトで予約の空き状況が確認できます。24時間診療しているので仕事のあとでも受診しやすく、空いていれば当日予約可能なので空いた時間を活用できるでしょう。
AGA治療の方法 | 飲み薬・塗り薬 |
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その他のAGA治療プラン | ■ミノキシジル外用15% 単月処方:11,880円/月 6ヶ月定期:60,500円 ■デュタステリド 単月処方:5,500円/月 6ヶ月定期:27,940円 など |
診察料・検査料 | 診察料:無料 治療薬の送料:無料 |
割引・特典・保証 | 定期配送割引 乗り換えで2ヶ月無料 |
オンライン診療 | 初診から対応 |
支払い方法 | クレジットカード・DMMポイント |
診療時間 | 24時間 |
クリニックの所在地 | ー |
公式サイト | https://clinic.dmm.com/ |
AGAスキンクリニック
フィナステリド・プロペシアが処方されるAGA治療プラン | |
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予防・AGAの進行を遅らせたい方 (フィナステリド) |
初診:3,700円/月 再診以降:6,600円~/月 |
予防・AGAの進行を遅らせたい方 (プロペシア) |
初診:4,600円/月 再診以降:7,700円~/月 |
発毛を希望の方 (フィナステリド+ミノキシジル内服薬) |
15,400円~/月※1 |
効果的な発毛を希望の方 (フィナステリド+ミノキシジル外用薬・内服薬+サプリメント) |
38,500円~/月※1 |
より効果的な発毛を希望の方 (フィナステリド+ミノキシジル内服薬+ミノキシジル外用薬+Dr’sメソ) |
93,500円/月※1 |
- 幅広い治療方法から選べる
- 割引・保証が充実
- カウンセリング・診察や血液検査が無料
AGAスキンクリニックは大手のAGA専門クリニックです。
フィナステリドは単剤処方だけでなく、クリニック独自の「Rebirth( リバース)」という飲み薬にも含まれています。リバースは他にもミノキシジル内服薬やビタミン・ミネラルなどを含むタイプがあり、組み合わせも可能なのでどんな薄毛の状態にも合った治療プランが見つかるでしょう。ほかにも、注入治療や一部クリニックでは自毛植毛も受けられます。
AGAスキンクリニックでは、フィナステリドの単剤処方が初回は割引価格で購入できたり、リバースや注入治療で6ヶ月または12ヶ月継続すると1回あたりの料金が割引になります。また、全額返金保証や交通費補助といった保証制度も充実しています。
AGAスキンクリニックではカウンセリング・診察やマイクロスコープ診断、血液検査などを無料で行っているので、薬代や施術代以外の追加料金がかかりません。なるべく初期費用などを抑えてAGA治療をスタートしたいという方にも適しているクリニックでしょう。
AGA治療の方法 | 飲み薬・塗り薬・注入治療・自毛植毛※1 |
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その他のAGA治療プラン | ■ミノキジェット2㏄(注入治療) 33,000円~52,800円/回 ■自毛植毛※1 基本料金220,000円+1,067円~4,290円/1グラフト など |
診察料・検査料 | 初診料・再診料、カウンセリング料:無料 血液検査料:無料 |
割引・特典・保証 | 初月割引 モニター割引 交通費補助制度 全額返金制度 など |
オンライン診療 | クリニックに要相談 |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・PayPay・LINEPay・医療ローン |
診療時間 | 10:00~22:00 診療時間はクリニックによって異なります |
クリニックの所在地 | 全国65院 |
公式サイト | https://www.agaskin.net/ |
AGAヘアクリニック
フィナステリド・プロペシアが処方されるAGA治療プラン | |
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フィナステリド単剤 | 初回:1,800円~ 次月以降:3,600円~/月 |
まずは発毛を実感したい (内服薬(薄毛抑制+発毛)) |
0円~/月 |
より効果的な発毛を目指したい (内服薬(薄毛抑制+発毛)+外用薬(発毛促進)) |
22,800円~31,000円 /月 |
- フィナステリド処方のプランが初月1,800円
- 全額返金保証制度が設けられている
- オンライン診療限定の割引価格あり
AGAヘアクリニックはAGA治療・薄毛治療専門のクリニックで、内服薬と外用薬の処方を行っています。フィナステリドが単剤処方される現状の維持・予防を目的としたプランであれば初月1,800円でAGA治療をスタートでき、2ヶ月目以降も月々3,600円で治療を継続することが可能です。
AGAヘアクリニックでは全額返金制度が用意されていて医師の指示に従ってAGA治療を行っても効果が認められなかった際には治療費用を全額返金してもらえるため、治療効果が得られるか心配な方でも不安を軽減してAGA治療を始めやすいでしょう。
AGAヘアクリニックでは初診からオンライン診療にも対応しており、専用アプリを利用することで遠隔で医師の診察を受けられます。また、一部の治療薬にはオンライン診療限定の割引価格も設けられているので、費用を抑えつつ自宅でAGA治療を行いたいという方にも適しているでしょう。
AGA治療の方法 | 飲み薬・塗り薬 |
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診察料・検査料 | カウンセリング料:無料 初診料・再診料:無料 血液検査費用:3,000円~8,000円 治療薬の送料:520円 |
割引・特典・保証 | 初月料金割引 全額返金保証制度 |
オンライン診療 | 初診から対応 |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・電子マネー/交通系IC(来院のみ)・銀行振込(オンラインのみ) |
診療時間 | 10:00~20:00 |
クリニックの所在地 | 全国13院 秋葉原本院・大宮院・AHCメディカルサロン横浜店・新宿店・つくば店・柏店・船橋店・千葉店・高崎店・宇都宮店・梅田店 |
公式サイト | https://agahairclinic.or.jp/ |
フィナステリドの価格:国内正規品の相場をメーカー別にご紹介
プロペシアやジェネリック薬のフィナステリドを購入するには月いくらくらいかかるのか、大手AGAクリニックの価格を参考に費用相場をまとめました。
プロペシアとフィナステリドはどちらも、容量が異なる0.2㎎と1㎎が発売されていますが、ほとんどのAGAクリニックでは1㎎を処方しています。
そのため今回は、プロペシア1㎎と国内正規品のフィナステリド1㎎のメーカーごとの価格の相場をまとめました。
薬品名(製造販売元) | 価格の相場 |
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プロペシア(オルガノン) | 約6,000~8,500円 |
薬品名 (製造販売元) | 価格の相場 |
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VTRS(旧:ファイザー)(ヴィアトリス製薬※1) | 約4,000~6,000円 |
サワイ (沢井製薬) | 約4,000~5,500円 |
トーワ (東和薬品) | 約4,000~7,000円 |
FCI (富士化学工業) | 約4,000~6,000円 |
クラシエ (大興製薬) | 約4,500~6,500円 |
TCK (辰巳化学) | 約5,000~6,000円 |
SN (シオノケミカル) | 約4,500~6,000円 |
NIG (日医工岐阜工場※2) | 約4,500~6,000円 |
RTO (リョートーファイン) | 約4,500~6,000円 |
NIG (日医工岐阜工場) | 不明(大手AGAクリニックで扱いなし) |
SKI (小林化工) | 不明(現在出荷停止のため) |
※2 2022年12月に武田テバファーマ株式会社から日医工岐阜工場株式会社に製造販売承認が継承
先発薬であるプロペシアは約6,000円~8,500円ジェネリック医薬品のフィナステリドは約4,000円~7,000円で処方しているAGAクリニックが多く見られました。
プロペシア・フィナステリド共に初回は割引価格で処方していて上記の相場よりも割安で購入できるクリニックも多かったので、初期費用を抑えたい方はそういった割引制度を利用してみるのも良いでしょう。
また、現在フィナステリドが出荷停止になっている製薬会社もありました。社会情勢などにより薬の供給が不安定になると、常飲しているメーカーのフィナステリド錠が急に購入できなくなる可能性もあります。そういったリスクを避けるために、複数のAGA治療薬を扱っているクリニックを選ぶのもおすすめです。
フィナステリドの通販:amazon楽天や海外製の個人輸入の安全性について
フィナステリド(プロペシアジェネリック)やプロペシアはドラッグストア等で市販されていないので、クリニックで購入するのが一般的な入手方法です。しかし近年、医師の処方を受けずにフィナステリドが購入できる方法が増えてきました。
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フィナステリドは通販(amazon・楽天など)で購入できる?
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大手通販サイトのamazonや楽天では医薬品の販売も行っていますが、プロペシアや国内正規品のフィナステリドは医師の処方が必要なため、飲み薬・塗り薬ともに取り扱っていません。
amazon・楽天以外でフィナステリドを購入できる通販サイトには、国内未承認の海外製フィナステリドを輸入できる個人輸入代行サイトなどがあります。
海外製フィナステリドを通販や個人輸入で購入するリスクについて
プロペシアや国内正規品のフィナステリドは、すべて厚生労働省の承認を受けて国内で販売されています。しかし海外製のフィナステリドは、審査を受けていないため副作用や健康被害などのリスクが不明瞭なうえ、品質の安全性も保証されていません。
また、日本には医薬品を使用して重大な健康被害が起きた場合に救済を計る「医薬品副作用被害救済制度」※1という制度がありますが、国内承認されていない海外製フィナステリドで重篤な副作用が起きても救済対象にはなりません。
海外製のフィナステリドを扱っている大手のAGAクリニックでは全額返金保証などの保証が用意されている場合もありますが、個人輸入にはそういった保証がなくコピー品が紛れ込んでいる危険性もあります。
副作用や偽造品などのリスクを抑えたいのであれば、正規品のフィナステリドを処方してもらえて副作用が起きた際にアフターケアを受けられるAGAクリニックで処方してもらう事がおすすめです。
※1 厚生労働省公式サイト:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ
プロペシア・フィナステリドを通販で安全に購入するには
フィナステリド・プロペシアを安全に購入するなら、医師の管理のもとで治療が続けられるAGAクリニックで購入するのがおすすめです。
通販とはやや異なりますが、最近ではスマホのビデオ通話で受診して自宅まで薬を送ってもらえる「オンライン診療」に対応したクリニックも増えてきました。
オンライン診療は通院の手間が省けるだけでなく、近隣にAGAクリニックがない方やAGA治療をしているのを周囲の人に知られたくない方にもおすすめの受診方法です。
オンライン診療は、受診専用アプリやLINEのビデオ通話、音声通話で医師の診断を受けて薬を処方・発送してもらいます。オンライン価格などの割引価格でフィナステリドやプロペシアを購入できたり、定期的にフィナステリドが届く定期配送サービスを行っているクリニックもあるので、クリニックに通院せずにフィナステリドやプロペシアを購入したい方は、オンライン診療を検討するといいでしょう。
オンライン診療でフィナステリドやプロペシアを購入できるおすすめのAGAクリニックを紹介するので、参考にしてみいてください。
※2 薬の処方が無い場合は診察料1,650円が発生
※3 薬の処方が無い場合は診察料3,300円が発生
フィナステリドの保険適用と医療費控除について
フィナステリド(プロペシアジェネリック)やプロペシアを用いたAGA治療で効果を実感するためには一定期間続ける必要があるため、健康保険が適用されるか気になる方も多いと思います。
しかし、プロペシア・フィナステリドともに保険適用されないため、費用は全て患者が負担することになります。これはAGA専門病院に限らず、一般的な皮膚科やオンラインクリニックで処方してもらう場合も同じです。
また、フィナステリドやプロペシアに限らず、AGA治療はすべて美容目的の「自由診療」にあたります。自由診療の薬の料金は各クリニックが自由に決められるため、同じメーカーのフィナステリド錠であっても通うクリニックによって価格が異なる点も憶えておきましょう。
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プロペシアやフィナステリドは医療費控除の対象になる?
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残念ながら、フィナステリドやプロペシアは医療費控除の対象になりません。
医療費控除は、医療機関で支払った費用のうち医師・歯科医師による治療や入院費、出産に関わる費用などが申告できます。しかしAGA治療で処方されるフィナステリド・プロペシアは「容姿の美化」を目的としていると見なされているため、確定申告の医療費控除の対象にはなりません。
フィナステリドの効果はいつから?効果がでるまでの期間の目安
プロペシアやフィナステリド(プロペシアジェネリック)には即効性は無いため一定期間服用を続ける必要があります。
ではここからはフィナステリドは具体的にどのくらい続ければよいのか解説していきます。
フィナステリドの効果はいつから現れるか?
薬の効果の表れ方には個人差がありますが、フィナステリドの効果を実感するまでには一般的には6ヶ月ほど時間がかかると言われており、AGA診療ガイドラインにも「少なくとも6ヶ月程度は内服を継続し効果を確認すべき」と記されています。
しかし、AGAの進行度や髪の状態、期待する状態によってはフィナステリドの効果を実感するまでに更に期間を要する場合があります。
また、フィナステリドのもう1つの効果である「AGAの進行を遅らせる」効果を実感するには、抜け毛が減るだけでなく、毛が太く育つまで待たなければ確認することができません。
そのため、フィナステリドは1年は服用を継続することを想定しておくと良いでしょう。
フィナステリドをやめたい時は?やめたらどうなるかを解説
なかなか抜け毛が減らなかったり、反対に早々に効果が出たなどでプロペシアやフィナステリドをやめたい方もいるかもしれません。しかし、自己判断でプロペシアやフィナステリドをやめるのはおすすめしません。
その理由を解説していきます。
フィナステリド(プロペシア)をやめたらどうなる?
プロペシア・フィナステリド錠は、AGAの原因物質を生み出す酵素の働きをブロックすることで症状を抑制するため、使用している間のみ効果が得られます。
仮にフィナステリドの効果によって抜け毛が減ったりしても、フィナステリドをやめて有効成分が体内から消えてしばらく経つと再びAGAの症状が現れ始めます。
プロペシアやフィナステリドの成分はおよそ24時間で体内から完全に無くなりますが、再び抜け毛が増えるなどのAGA症状が出るまでには数週間かかると言われています。
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フィナステリド(プロペシア)をやめたいときは?
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どんな理由であれ、プロペシアやフィナステリドをやめたい時は医師に相談したり指示を仰ぐことが大切です。
フィナステリドの効果は「抜け毛の抑制」と「AGAの進行を遅らせる」ことで、発毛効果はありません。もし、フィナステリドの効果を感じられずやめたい場合は、発毛効果のあるミノキシジルと併用する治療プランなどに変更したり、治療費用が原因でやめたいならより割安なプランに変更することで続けやすくなるでしょう。
フィナステリドが効かない・効果なしと感じる人の特徴と対策
プロペシア・フィナステリドを服用しているのに抜け毛が止まらないなど、フィナステリドが効かないと感じる原因は何でしょうか?
プロペシア・フィナステリドが効果ないと感じる人の特徴と対策について解説します。
飲み忘れが多い
プロペシアやフィナステリド錠に含まれる有効成分「フィナステリド」は服用から24時間で体内から代謝・排出されてしまいます。
フィナステリドの飲み忘れが頻繁だと薬の作用が継続されないため、フィナステリドの効果がなかなか現れない可能性があります。
24時間で成分が消えてしまうというプロペシア・フィナステリドの性質を考えると、毎日決まった時間帯やタイミングで服用すると飲み忘れの防止にもなるのでおすすめです。
服用を始めて間もない
フィナステリドの効果は6ヶ月ほど時間をかけて徐々に現れていきます。反対にいえば、それ以前にフィナステリドの効果をジャッジするのは難しいということです。
フィナステリドを服用しているのになかなか抜け毛が止まらないと不安に思うかもしれませんが、最低でも半年間はフィナステリドの服用を続けるようにしましょう。
初期脱毛で抜け毛が増えたと感じて服用を辞めてしまう
初期脱毛はフィナステリドを服用したら必ず起こるというわけではありませんが、およそ3割の人に起こると言われています。
初期脱毛は、フィナステリドの服用を始めて1か月頃に現れるため、せっかく治療を始めたのに抜け毛が増えたと感じ、服用を辞めてしまう方も中にはいるようです。
基本的に初期脱毛は3か月以内には症状が落ち着くので、初期脱毛が現れたとしてもフィナステリドの服用を辞めずに3か月間は様子を見てみる事をおすすめします。もしそれ以上続く場合は医師に相談して、指示を仰いでみてください。
AGAの進行度に治療法が合っていない
AGA治療でもっとも大切なことは「状態に合った治療を一定期間続ける」ことですが、AGAの進行度によっては、フィナステリドだけでは効かない・効果ないと感じてしまうかもしれません。
具体的に言うと、「抜け毛が気になる」「薄毛にならないように予防したい」といった場合には、フィナステリドでも充分な効果が実感できますが、「頭部の地肌が見え始めている」「髪の毛を生やしたい」というような症状であればフィナステリドだけでは満足できない場合があります。
自身の薄毛の状態にはどんな治療が適しているか知りたい方は、クリニックで医師に相談して薄毛の状態を確認し、自分にあった治療薬を服用・塗布することが大切です。
薄毛の原因がAGAではなかった
フィナステリドが効かない理由として、薄毛の原因がAGAではない可能性も考えられます。
男性の薄毛症状には様々な原因が考えられますが、頭皮トラブルやストレス、ホルモン異常によって抜け毛が増えることもあれば、他の疾患が原因になっている場合もあります。
AGA以外で薄毛が起こる疾患には、円形脱毛症・脂漏性脱毛症・甲状腺機能低下症・抜毛症などがあります。
薄毛の原因を自分で判断するのは難しいですから、AGAかどうかは医師に診断してもらうのがおすすめです。
フィナステリドを飲み忘れたら?薬を割る・献血・女性の使用などの注意点
プロペシアやフィナステリドを用いる際の注意点についても確認しておきましょう。
フィナステリドとの併用禁忌薬はないものの、使用上の注意点はいくつかあります。使用方法を間違えると副作用などが起こる可能性もあるため、しっかり確認してくださいね。
フィナステリドを飲み忘れてしまっても、次の日に倍の量を飲むようなことは控えましょう。忘れた日はそのまま飛ばして、次の日からも処方された量を守って服用しましょう。
フィナステリドは錠剤タイプの薬ですが、薬を割るのはやめましょう。フィナステリドを割ると有効成分が体内にきちんと吸収されないだけでなく、砕いた粉を妊娠中または妊娠の可能性がある女性がふれてしまうと胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。
フィナステリドはAGA(男性型脱毛症)の治療薬です。男性ホルモンに作用するため女性が使用した場合副作用のリスクが大きいので、女性はフィナステリドを使用しないようにしましょう。
また、20歳未満の男性も男性ホルモンの量が減ってしまう事で身体の成長を妨げてしまう可能性があるので、フィナステリドを使用できません。
フィナステリドを服用中に献血を行うことは日本赤十字社によって禁じられています。万が一服用中に献血してしまった場合は、フィナステリドを服用中ということと「識別コード」をすみやかに血液センターに連絡してください。
献血を行う場合は、フィナステリドの服用をやめてから1か月以上経過してからにしましょう。
フィナステリドでAGA予防・対策は十分か~まとめ~
AGA治療で使用されることの多いプロペシアやフィナステリド錠は、抜け毛を予防する効果やAGAの進行を遅らせる効果が見込めるため、AGAの進行度が早期の段階から使用されますが、フィナステリドは使い方を誤ると副作用や健康被害が起こる可能性がある治療薬です。
そのため、フィナステリドは医師の指導のもとで用法・用量を守って服用することが大切です。また、フィナステリドは即効性のあるものではなく、一定期間服用を続けることで効果が高まる性質があります。
価格が高かったり、通院しにくいクリニックではフィナステリドの服用を続けるのが難しくなってしまいますので、経済的・精神的に負担が少ないクリニックを選ぶことも大切でしょう。
当記事でご紹介したAGAクリニックの中には、初月0円でフィナステリドを用いたAGA治療を始められるクリニックや、自宅までフィナステリドを配送してくれるオンライン診療対応のクリニックもあるので、予算やライフスタイルに合ったクリニックを選んでみてくださいね。